中学公民
5分でわかる!行政の肥大化と行政改革
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この動画の要点まとめ
ポイント
たてわり行政の弊害をなくす 認定こども園の創設
これでわかる!
ポイントの解説授業
「行政の肥大化」行政の仕事や権限が大きすぎる
近年、日本において 行政の肥大化 という問題が発生しています。
行政の仕事や権限が大きすぎるという問題です。
あまりにも仕事が大きすぎると、例えば文部科学省や厚生労働省など、それぞれの省が独自に仕事を行うようになります。
それぞれの省が独自に仕事を行うと、今度は 仕事の内容がかぶったり、無駄が発生したりすることがあるのです。
行政の肥大化に対応するため「行政改革」が進められる
こうした無駄をなくすために 行政改革 が進められています。
行政改革は、簡素で効率的な行政( 小さな政府 )を目指す改革です。
また、無駄が発生する要因である たてわり行政 を改めることも目的の一つです。
幼稚園と保育園 担当する省庁が違う
たてわり行政の例が 幼稚園と保育園 です。
幼稚園と保育園は、実は担当している省庁が違います。
幼稚園は 文部科学省 が、保育園は 厚生労働省 が管轄しているのです。
こうした省庁の垣根を超えて、近年は「 認定こども園 」という保育施設が増えています。
幼稚園と保育園、両方の特徴をそなえた施設です。
認定こども園のように、たてわり行政による非効率な行政を改める改革が進められています。
これを 行政改革 と呼ぶことをおさえておきましょう。
1つ目のポイントは、「行政の肥大化」です。
行政が抱える課題や、その解決策について学習します。