中学公民
5分でわかる!刑事裁判
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この動画の要点まとめ
ポイント
刑事裁判 罪を犯した疑いのある人を裁く
これでわかる!
ポイントの解説授業
刑事裁判は「罪を犯した疑いのある人を裁く」裁判
最初に、刑事裁判とは何かを説明します。
ずばり 罪を犯した疑いのある人を裁く裁判 のことです。
注意してほしいのが、この「罪を犯した 疑いのある人 」という点です。
難しい言葉で 容疑者 といいますが、容疑者を裁くのが刑事裁判です。
裁判によっては、訴えられた人が無罪になることもあります。
刑事裁判の場合、訴える側は「検察官」、訴えられた側は「被告人」
刑事裁判の場合、訴えるのは個人ではなく 検察官 と呼ばれる人たちです。
検察官は事件の捜査をしたり、罪を犯した疑いのある人を訴えたりする役割をになっています。
民事裁判は 個人と個人(企業と企業)の争い でしたね。
刑事裁判は 刑罰を決める ための裁判なので、個人ではなく検察官が訴えるのです。
また、検察官に訴えられた人を 被告人 といいます。
民事裁判の場合は「 被告 」でしたね。
紛らわしいので注意してください。
裁判のやり直しを行う「再審」
刑事裁判では 本当は罪がないのに逮捕されて、裁判で有罪が確定してしまう という可能性もゼロではありません。
こうした事態を防ぐために 再審 という制度があります。
再審とは 判決が確定したあと、新しい証拠が出るなど重大な誤りが見つかった場合に、裁判のやり直しを行うことです。
実際、再審によって 長い間刑務所に入れられていた人が無罪となった例もあります。
このように、本当は無罪なのに逮捕されたり刑を受けてしまうことを えん罪 といいます。
無罪の人が有罪判決を受けると、人生がくるってしまうことになります。
裁判は慎重に進めていかなければなりません。
3つ目のポイントは、「刑事裁判」です。
ポイント2では 民事裁判 について学習しましたね。
今度は 刑事裁判 です。
こちらを見てください。