1つ目のポイントは、「憲法の番人と違憲立法審査権」です。
こちらを見てください。

最初に、裁判所が持つ「 違憲立法審査権 」という権利について説明します。
違憲審査制 という名前でテストに出ることもあります。

裁判所は 国会で審議され成立した法律が、憲法に違反していないかチェックできる権利 を持っています。
これを 違憲立法審査権 といいます。
全ての裁判所が持っている権利です。

裁判所の中でも、最高裁判所の役割はとても重要です。
なぜなら、最高裁判所は 違憲立法を最後に判断する からです。
他の裁判所でもチェックすることはできますが 最終判断は最高裁判所に任されます。

このような役割を持つ最高裁判所は「 憲法の番人 」と呼ばれています。
最終的に違憲立法の判断を下すのが、最高裁判所の役割の一つです。
しっかり覚えておきましょう。