1つ目のポイントは、「家計」です。
みなさんは 家計 という言葉を聞いたことがありますか？
「うちは家計のやりくりが大変」とか、「家計が火の車だ」という使い方をします。
いったい家計とはどういう意味なのでしょうか？
こちらを見てください。

家計とは 収入（所得）と支出をとおして家庭を維持していくこと を指します。
収入は入ってくるお金、支出は出ていくお金のこと です。
収入のことを 所得 ということもあります。
家計とは、収入と支出のバランスを考えて、家族の生活を維持することなのです。

出ていくお金のことを 支出 といいます。
支出の中でも、食料品や医療、教育や衣料などにかかるお金を 消費支出 といいます。
消費支出とは、服や食べものを買ったり、病気の治療をしたりと 生活を維持するための支出 のことです。
消費支出ではない支出の例としては 税金 や 社会保険料 などがあります。

消費支出に税金などその他の支出を加えたものが、全体の支出となります。
収入（入って来るお金）が支出（出ていくお金）より多いとき、その差を 貯蓄 といいます。
貯蓄は銀行に預けられ、銀行預金となったりします。

ポイント1ではたくさんの語句を紹介しました。
それぞれの言葉の意味をしっかり覚えておきましょう。