2つ目のポイントは、「私企業と公企業」です。
ポイント1で 企業 という言葉を紹介しましたね。
今回は 企業の種類 について学習していきます。

企業は大きく2種類に分けられます。
私企業 と 公企業 です。
私企業は 利潤の追求を目的とする会社 で、
公企業は 公共の利益を優先として経営される会社 です。
こちらを見てください。

私企業にもいくつか種類があり、大きく 個人企業と法人企業 に分けられます。
個人企業の例として 農家や個人商店 が、法人企業の例として 株式会社 が挙げられていますね。
株式会社は私企業に分類される ことを覚えておきましょう。

公企業にもいくつか種類がありますが、いずれも 公共の役に立つ企業である という特徴があります。
現在の公企業は 地方公営企業、特殊法人、独立行政法人 の3種類があります。
かつては国が運営する「国営企業」も含めて4種類ありましたが、現在は国営企業はありません。

水道やガスといったみんなが使うものは 地方公営企業 が扱っています。
また、NHK（日本放送協会）は 特殊法人 に分類されています。
企業の種類と代表例をおさえておきましょう。