中学公民
5分でわかる!年功賃金から成果主義へ
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この動画の要点まとめ
ポイント
変わる労働のあり方 年功賃金から成果主義へ
これでわかる!
ポイントの解説授業
かつては終身雇用、年功賃金が主流だった
かつて、日本企業では 終身雇用や年功賃金 が主流でした。
終身雇用とは 一度会社に入ったら定年退職まで同じ会社で働き続ける ことです。
年功賃金とは 会社で働く期間が長くなればなるほど賃金が高くなる ことです。
こうしたシステムが長らく日本企業の主流でした。
グローバル化に伴い、能力主義や成果主義の考え方が広まる
近年の グローバル化 の流れを受けて、労働のあり方にも変化が見られます。
例えば、労働者の評価や賃金について 能力主義 や 成果主義 などの考え方が取り入れられるようになりました。
能力主義は 労働者の能力を評価し、賃金に反映させようという考え方 です。
能力が高ければ賃金が高くなりますが、そうではない人はくびになってしまうかもしれません。
成果主義は 仕事の成果によって賃金を決めようという考え方 です。
会社で何年働いているかは関係なく、仕事の結果で給料が決まるのです。
年功賃金とは全く違う考え方ですね。
仕事と生活の調和「ワーク・ライフ・バランス」
続いて ワーク・ライフ・バランス という言葉を紹介します。
こちらを見てください。
ワーク・ライフ・バランスは、日本語で「仕事と生活の調和」と訳されます。
仕事と生活のバランスを大切にしよう という考え方です。
左側のグラフは 主要な国の年間平均労働時間 を表しています。
フランスやドイツと比べて 日本やアメリカの労働時間はかなり多いですね。
ヨーロッパでは長期休暇をとったり、お昼寝の時間をもうけたりしている国もあります。
働くことはもちろん大切ですが、生活とのバランスを考えることも重要です。
ワーク・ライフ・バランスの考え方が浸透してきていることをおさえておきましょう。
2つ目のポイントは、「能力主義や成果主義」です。
こちらを見てください。