中学公民
5分でわかる!非正規労働者と外国人労働者
- ポイント
- ポイント
- ポイント
- 練習
- 練習
この動画の要点まとめ
ポイント
非正規労働者 企業にとっては都合が良い
これでわかる!
ポイントの解説授業
終身雇用ではなく、短期で働く人が増加
ポイント2で 終身雇用の考え方が変化している という話をしましたね。
現在は労働のあり方が多様化し、そもそも正社員にならない人や、正社員になれずにアルバイトなどの仕事をする人も増えています。
こちらを見てください。
アルバイトやパートなどの「非正規労働者」
労働者のうち アルバイトやパート、派遣労働者 のことを 非正規労働者 といいます。
非正規労働者は正社員に比べて賃金など条件面で不利な場合が多いのですが、中には好んで非正規労働者として働く人もいます。
例えば、子育て中の人が1日数時間だけ働きたい場合は、アルバイトやパートといった働き方は都合が良いこともあります。
ただ、非正規労働者の中には 本当は正社員として働きたいのに出来ない という人も多くいます。
非正規労働者は 企業にとって都合が良い とされます。
その理由は 正社員よりも雇いやすく、辞めさせやすいから です。
仕事が忙しいときにたくさん雇い、景気が良くないときには辞めさせることで、人件費を減らすことができます。
非正規労働者が増えすぎると、日本の社会にとって良くない影響を与える可能性があります。
例えば、安定した仕事ではない分、子供を作って育てようと考える人が減るかもしれません。
外国人労働者 賃金が低い場合が多く、働く環境も悪い場合が多い
続いては 外国人労働者 についてです。
日本では多くの外国人が働いていますが、外国人労働者は 賃金が低かったり、働く環境が悪かったりする場合も多くあります。
こうした問題を抱えているものの、日本は将来 人口が減り、労働力が減少すると予想されています。
だからこそ 外国人労働者を増やすべきだ という意見があります。
一方で 外国人を増やすと治安が悪くなるのでは と反対する人もいます。
議論は分かれているものの、将来的に外国人労働者は増えていくのかもしれません。
3つ目のポイントは、「非正規労働者と外国人労働者」です。
今回は 労働者の種類 について学習します。