中学公民
5分でわかる!価格調整の仕組み
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この動画の要点まとめ
ポイント
価格が上昇したり下落したりするのはどんなとき?
これでわかる!
ポイントの解説授業
価格上昇→生産量が増える&消費量は減る→価格が下落
まずは 価格が上昇した場合 を考えましょう。
値段が上がると 生産量が増え、消費量は減りますよね。
これは前回の授業で学習しました。
生産量が増え、消費量が減るということは 供給量が需要量よりも多い状態になる ということです。
つくる量がほしい量よりも多いと 価格が下がります。
価格下落→生産量が減る&消費量は増える→価格が上昇
今度は 価格が下落した場合 を考えましょう。
値段が下がると 生産量は減り、消費量は増えます。
価格が下落した場合、生産者ははあまり商品を作りたくないですが、消費者はお買い得なのでたくさん買おうとします。
すると今度は商品が品薄状態になり 価格が上がります。
このように 価格が上昇したあとは下落し、下落したあとは上昇する仕組み になっているのです。
価格調整の仕組みが機能しない「寡占産業」
多くの商品はこのような仕組みで価格が変動しますが、中には 価格が変わりにくい場合 があります。
それが 寡占産業 です。
寡占産業とは 少数の大企業が生産や販売市場を支配している状態 のことです。
コンピュータや携帯電話産業でこの傾向が見られます。
市場を支配する大企業は 価格よりは品質やデザインで他社との違いを出します。
例えば携帯電話は、値段は他とあまり変わりませんが デザインの良さ などで市場を支配している場合もあります。
ちなみに、複数の企業が支配している場合は「寡占」、一社が支配している場合は「 独占 」といいます。
価格調整の仕組みと、寡占産業。
学習した内容をしっかりおさえておきましょう。
1つ目のポイントは、「価格の変動」です。
価格は 上昇したあとは下落しやすくなり、下落したあとは上昇しやすくなる という性質を持っています。
いったいこれはどうしてでしょうか?
今回は 価格変動のメカニズム(仕組み) を学習します。
こちらを見てください。