中学公民
5分でわかる!日本銀行の金融政策(不景気のとき)
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この動画の要点まとめ
ポイント
不景気のとき、日本銀行が国債を買うのはなぜ?
これでわかる!
ポイントの解説授業
不景気のとき、日本銀行が国債を買うのはどんな理由があるのでしょうか?
こちらを見てください。
日本銀行が行う経済政策を「金融政策」という
日本銀行が行う経済政策のことを 金融政策 といいます。
これは 銀行の貸し出し量 に影響を与え、 景気や物価 を調整しようとする政策です。
日本銀行は 景気やモノの値段を調節する役割を持っている と考えてください。
不景気のときに日本銀行が行う政策を、次の表にまとめました。
こちらを見てください。
日本銀行は国債を買い、普通の銀行にお金を回す
不景気のとき、日本銀行は 普通の銀行から国債を買います。
すると その分のお金が日銀から普通の銀行に支払われることになります。
資金が増えた分、銀行はそのお金を 企業や個人への貸し出しに回すことができます。
「不景気」とは、簡単に言うと みんながお金を使わない状態 のことです。
銀行から個人や企業への貸し出しが増えると、お金を使ってくれる人が増え、景気が良くなるという仕組みになっています。
今回は 不景気の場合の金融政策 について説明しました。
日銀が国債を買うことで、銀行のお金が増える。
銀行のお金が増えることで、個人や企業への貸し出しが増える。
個人や企業への貸し出しが増えることで、多くの人がお金を使うようになり、景気が回復する。
これが日銀の金融政策です。
2つ目のポイントは、「日本銀行の金融政策」です。
日本の中央銀行である日本銀行は、日本が不景気のときに 景気を良くするための政策をとります。
その政策の1つに 国債を買う という方法があるのです。
国債とは 国が資金を集めるために発効する借金 のことですね。