2つ目のポイントは、「直接税」です。
税金には大きく2種類あります。
直接税と間接税 です。
まずは 直接税 について勉強します。

税金のうち、 納税者が国や地方自治体に直接払う税金を直接税といいます。
直接税はさらに2種類に分かれます。
国に納める「 国税 」と地方に納める「 地方税 」です。
こちらを見てください。

まずは 国税 から見ていきましょう。
最初に紹介するのは 所得税 です。
所得税は 会社員の給料や商売の収入にかけられます。
所得税は 所得が増えるにつれて税額も大きくなります。
これを難しい言葉で 累進課税 といいます。
法人税はお給料が多いほど税金も増えると覚えておきましょう。

つぎは 法人税 です。
法人税は 会社の利益に対してかけられる税です。
景気が良くなると法人税も増えそうですね。

次に 地方税 の例を見ていきましょう。
代表的なのが 住民税 です。
これは その地域に住んでいるということでかけられる税です。
他にも、事業税や固定資産税などがあります。

所得税や法人税は、中学生や高校生のみなさんにはあまりなじみのない税金かもしれません。
ただテストではよく出る大切な税金なので、しっかり覚えておきましょう。