中学公民
5分でわかる!財政政策(不景気のとき)
- ポイント
- ポイント
- ポイント
- 練習
- 練習
- 練習
この動画の要点まとめ
ポイント
不景気のとき、減税をして公共事業を増やすのはなぜ?
これでわかる!
ポイントの解説授業
今回は、政府が行う政策( 財政政策 )について学習します。
こちらを見てください。
政府が行う「財政政策」
政府が景気を調整するために行う政策を 財政政策 といいます。
具体的には 増税や減税、公共事業の増減 によって、景気に影響を与えようとします。
税金や公共事業を増やすのか減らすのかは、景気の状態によって変わります。
今回は 不景気のときの財政政策 について説明します。
こちらを見てください。
不景気のときは物価が下落しやすい
不景気のときは ものが売れず、企業の生産が減り、賃金が減る という悪循環が発生します。
賃金(お給料)が減ると、また人々はものを買わなくなって...という悪循環です。
また、不景気のときには 物価は下落しやすくなります。
物価が下がることを デフレーション といいます。
賃金が下がると、人々は商品を買わなくなります。
需要が減ることで価格が下がりやすくなるのです。
不景気のとき、政府は減税を行い、公共事業を増やす
この状態を脱するため、政府は 減税を実施したり公共事業への支出を増やしたりします。
減税するのは 税率を下げることで国民の手元のお金を増やし、もっとお金を使ってもらうためです。
公共事業への支出を増やすのは 政府が仕事を依頼することで雇用を生み、人々にお金を稼いでもらうためです。
不景気のとき、政府は減税を実施したり、公共事業への支出を増やしたりします。
これらの政策を財政政策というのです。
ポイント3では、好景気のときの財政政策について学習します。
2つ目のポイントは、「不景気のときの財政政策」です。
日本が不景気になると、政府は 税金を減らしたり、公共事業を増やしたりすることがあります。
いったいなぜでしょうか?