1つ目のポイントは、「北方領土と竹島」です。
今回は 領土問題 について学習します。
こちらを見てください。

まずは地図の右上に注目してください。
点線で囲まれているのが 北方領土 です。
北方領土は現在 ロシアが事実上の支配をしています。

太平洋戦争の終わりに、ソ連軍が北方領土に攻め込んできました。
ソ連軍は北方領土を占領し、ソ連が崩壊してロシアになった後にも、その支配を続けているのです。
日本はロシアに対し、北方領土の返還を求め続けています。

ちなみに、北方領土には 日本の最北端に位置する島 があります。
択捉島 （えとろふとう）です。
漢字と読み方が難しいので、注意してください。

日本海に浮かぶ 竹島 という島があります。
竹島は 島根県 に含まれており、日本の領土なのですが、
現在 韓国が事実上の支配をしています。

日本も韓国も「竹島は自国の領土だ」と主張してゆずりません。
このように ある地域の所属をめぐる国と国との対立を「領土問題」といいます。

北方領土や竹島の他にも、領土問題が発生している地域があります。
それが 尖閣諸島 です。
日本の領土である尖閣諸島に対し 中国が領有権を主張しているのです。
「尖閣諸島に中国船が接近」というニュース、聞いたことがある人もいるのではないでしょうか？

先ほど 日本最北端の島 である 択捉島 を紹介しました。
今度は 日本最南端の島 を紹介します。
名前を 沖ノ鳥島 といいます。

最北端の島が択捉島、最南端の島が沖ノ鳥島です。
しっかり覚えておきましょう。