3つ目のポイントは、「APECやNAFTA」です。
今回は日本も関わる地域主義の動きについて説明します。
こちらを見てください。

最初に紹介するのはアジア太平洋経済協力会議（APEC）です。
APECには太平洋をとりまく地域の国々が参加し、経済協力をすすめるための話し合いを行っています。
日本やアメリカ、中国や韓国などが参加しています。
ASEANと同じく、EUほどの強制力はありませんが、地域主義の動きの中で経済的な結びつきを強めていくためのグループです。

つづいて紹介するのは**北米自由貿易協定（NAFTA）**です。
こちらを見てください。

NAFTAはアメリカ、カナダ、メキシコの3国が結んだ自由貿易協定です。
自由貿易協定とは、簡単にいうとできるだけ関税をかけないようにしようという取り決めです。
貿易をすると関税という税金がかかるのですが、この関税をなくすことで、自由な貿易を進めることがねらいです。
ちなみに、「自由貿易協定」はアルファベットでFTAといいます。

APECとNAFTA、そして自由貿易協定（FTA）
アルファベットの略称だけでなく、それぞれ何を表す言葉なのかをしっかり覚えておきましょう。