1つ目のポイントは、「冷戦の終結と、地域紛争・テロリズム」です。

第二次世界大戦後のアメリカとソ連の対立を 冷戦 といいます。
実際の戦争こそ起こらなかったものの、緊迫した対立状態だったため、
その対立は「 冷たい戦争（冷戦） 」と呼ばれていたのです。

冷戦は20世紀の後半に集結しました。
しかし 世界は平和にならなかったのです。
こちらを見てください。

冷戦終結後 地域紛争 や テロリズム といった新たな問題が発生しました。
これら2つについては、ポイント2で詳しく学習します。

2001年9月11日にはアメリカのニューヨークで 同時多発テロ が起こりました。
テロリストが飛行機をハイジャックし、乗客を乗せたままビルに突撃した事件です。

これまで「戦争」といえば国と国とが戦うことを指しました。
しかし、テロリズムの横行によって 国とテロ組織が戦う戦争 が起こるようになったのです。
この戦争は「 新しい戦争 」と呼ばれます。

冷戦終結後も、地域紛争やテロリズムが発生しています。
ポイント2でさらに詳しく見ていきましょう。