5分でわかる!「現在形」と「現在進行形」

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この動画の要点まとめ
ポイント
「現在形」は「現在」じゃない!? くり返しの習慣を表す

下線部分に入るのが、現在形か現在進行形かを答える問題です。
(1)も(2)も、「聞く」=listen to を使うことはわかるよね。
「聞く」の現在形はlisten to、現在進行形はbe listening toの形になるね。

では、(1)と(2)のどちらが現在形で、どちらが現在進行形かわかるかな。
まずは、「現在形」のイメージをしっかりおさえていこう。

「現在形」が表す時制は、実は「現在」だけでなく「過去+現在+未来」なんだ。ずっと続く、くり返しの習慣を表すのが「現在形」なんだね。
つまり、現在形listen toを使うと、過去も聞いているし、現在も聞いているし、未来も聞いている。
(1)「毎日、音楽を聞きます」は、そんな現在形のイメージにぴったりなので、listen toを使おう。

「現在進行形」は「今まさに~している」

一方、 「現在進行形」は「今」を表す時制 なんだ。

日本語の「現在」のイメージに近いのは、むしろこの 「現在進行形=今まさに~している」 のほうだね。
(2)「今、音楽を聞いています」は、そんな現在進行形のイメージにぴったりなので、be listening to を使いましょう。

「過去も、現在も、未来も」なら現在形を使う

続いて、例題の(3)(4)を見ていこう。

今度は、「歌う」=singを使う問題だね。
「現在形と現在進行形の違い」のポイントを使って考えると、
(3) 「上手に歌っています」は、「(今)上手に歌っている」と考えられる ね。
だから 「現在進行形」のbe singingを使おう。

(4)「上手に歌います」は、ナンシーはいつ歌うかを考えよう。
ナンシーは過去も上手に歌っていたはずだし、今も上手だし、未来もきっと上手に歌うんだろうね。
時制は 「過去+現在+未来」のくり返しのイメージだから、「現在形」singを使おう。


三人称単数現在形のsを忘れないようにね。

今回のテーマは 「現在形と現在進行形の違い」 についてです。
次の例題を通して考えていきましょう。