この問題を解くポイントは、 「現在完了形の３つの使い方」をしっかりとおさえる こと。
過去から現在まで「（ずーっと）～している」が継続。
過去から現在までで「（ちょうど）～した」が完了。
過去から現在までに「～したことがある」が経験。
これらが 全て現在完了形で表せる んだね。

では(1)から問題を見ていこう。まずは単語の確認をするよ。
six kilometersは「６キロ」という意味。
下線部には「歩く」のwalkを、形を変えて入れるよ。

今回の文では、「すでに」という言葉があるよね。
つまり、 「過去から現在まで」歩いてきて、今はちょうど６キロ歩いたところ、という意味 だよね。
そう、 現在完了形の、「（ちょうど）～した」という完了の意味に当たるね。
「すでに」を表すalreadyを入れて、現在完了形を作ればＯＫ。
答えは、 have already walked だね。

for＋時は「～の間ずっと」という意味だよ。
だから、今回のfor five yearsは「５年間ずっと」という意味になるよね。
整理すると、林田先生が大阪に住み始めたのが５年前で、 「過去（５年前）から現在まで」ずっと住んでる、ということになる よね。
そう、 現在完了形の、「（ずーっと）～している」という継続の意味にぴったりだ。
あとは、「住む」＝liveを現在完了形にすればいいよね。
ただし今回は、 主語（Mr. Hayashida）が三人称で単数 なので、 has lived になることに注意しよう。

まず、three timesは「３回」という意味。
下線部分には、「見たことがある」を入れればいいから、見る＝watchの形を変えて入れる、という問題だね。
今回の文の意味は、 「過去から現在まで」数えると、映画を３回見たことがある、ということだよね。
そう、 現在完了形の、「～したことがある」という経験の意味に当てはまるね。
今回も(2)と同じく、 主語（He）が三人称で単数 なので、 has watched が正解だよ。