5分でわかる!ifの中の時制
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この動画の要点まとめ
ポイント
(1)と(2)、違いはどこにある?
カッコの中に、未来形が入るのか、現在形が入るのかを答える問題だね。
どちらが入るのか、わかるかな? まずは、(1)と(2)の英文を見てみよう。
(1)も(2)も、ifが作る意味のカタマリの中にカッコがあって、またどちらにもtomorrowがついているよね。
ただし、 (1)はIf ~が文の前半にあって、tomorrowの後に「,」(カンマ)がついている ね。
一方で、 (2)はif ~が文の後半にあって、ifの前にカンマがついていない ね。
この2つがどのように違うのか、考えていこう。
ifが作るカタマリがカンマで区切られている時(「もし~ならば」の意味の時)、未来形は使えません!
(1)をもう一度見てみよう。
(1)は、Ifが作る意味のカタマリ「もし明日雨ならば」=If it ( ) tomorrow, の最後が、カンマで区切られているね。
このように、 カンマで区切られている、「もし~ならば」というifが作る意味のカタマリの中では、未来形を使ってはいけない んだ。
今回のように、 tomorrowという「未来」を表す時の表現があっても、未来形は使わず、現在形で表すよ。
この、「もし~ならば」というIfが作る意味のカタマリのことを 副詞節 と言うんだ。
そう、 今回の「もし明日雨ならば」=If it ( ) tomorrowも、カンマで区切られている「副詞節」だから、未来形は使えない ね。
なので、答えは現在形の rains になるんです。
ifが作るカタマリがカンマで区切られない時(「~かどうか」の意味の時)は、未来形が使えます!
では、(2)はどうだろう。
今回は、 Ifが作る意味のカタマリ「彼が明日来るかどうか」=if he ( ) tomorrowは、カンマで区切っていない よね。
このように、 カンマで区切られていない、「~かどうか」というifが作る意味のカタマリの中では、未来形を使ってもOK なんだ。
この、「~かどうか」というIfが作る意味のカタマリのことを 名詞節 と言うよ。
今回の 「彼が明日来るかどうか」=if he ( ) tomorrowは、カンマで区切られていない「名詞節」 だね。
だから、 tomorrowという未来を表す表現にあわせて、未来形を入れる のが正解。
will come を入れればいいんです。
この 「ifの中の時制」はややこしいところだからこそ、テストに出やすい んだ。
だから、しっかり覚えよう。
今回のテーマは 「ifの中の時制」 についてです。
次の例題を通して考えていこう。例題は、こちら。