5分でわかる!「be made to 原形」のパターン
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この動画の要点まとめ
ポイント
「行く」のgoは、そのままでは受け身にできない!
下線部分に、(1)は「行った」、(2)は「行かされた」をそれぞれ英語で入れる問題だね。
まず(1)は、「行った」なので、過去形で能動態の文だね。
「行く」を表す動詞goの過去形、wentが入るのが正解。
ちなみに、「~へ行く」はgo to 名詞、で表すけれど、
今回は下線の後ろが there「そこへ」という副詞 だから、 toはいらない よ。
では、(2)はどうだろう。
「行かされた」だから、 過去形で、さらに受動態の文 だよね。
でも、 「行く」を表すgoは、受け身の形がない動詞 なんだ。
じゃあ、この「行かされた」を英語で表現するにはどうしたらいいのかを、ポイントで確認しよう。
受動態be+過去分詞の後に、さらにto 原形を続けるパターン
「~させられる」は「be made to 原形」で表現できるよ。
また、「~するのを見られる」は「be seen to 原形」で表現できるんだ。
このように、受動態be+過去分詞の後に、さらにto 原形をつなげる表現があるんだね。
(2)をもう一度見てみよう。
過去の話で受動態だけれど、「行く」のgoが受動態にできないんだったね。
ここで、 「行かされた」は「ムリヤリ行かされた」、というニュアンスが含まれている よね。
だから、 「~させられる」の「be made to 原形」 に当てはめて、
was made to go が正解になるんだ。
「~するのを見られる」は「be seen to 原形」で表せる
続けて、(3)と(4)を見てみよう。
(3)「彼はその部屋に入った。」は「入った」だから能動態で過去の文だね。
「~に入る」enterを過去形にして、 entered が正解。
一方、(4)「彼はその部屋に入るところを見られた。」は、
「見られた」という受動態を使う文だよね。
だから、 「見られた」の部分を受動態にして、その後に「入るところを」という形を足せばいい んだね。
「~するのを見られる」は「be seen to 原形」 で表すから、
この形に当てはめて、 was seen to enter が正解!
今回のテーマは 「be made to 原形」のパターン についてです。
受動態be+過去分詞の後に、さらにto 原形を続けるパターン について学習するよ。
次の例題を通して考えていこう。例題は、こちら。