高校英語文法
5分でわかる!「ケガをする」なのに受動態のパターン(“被害”を表す動詞)
- ポイント
- 練習
- チャレンジ
この動画の要点まとめ
ポイント
被害を表す動詞を使った受動態のパターン
これでわかる!
ポイントの解説授業
前回の「感情の動詞」の発展編! 受動態で「~する」を表そう!
(1)は「けがをする」、(2)は「遅れている」が使われているよね。
どちらも日本語だと、「~する」という能動態のように見えるよね。
でも、前回の感情を表す動詞と同じように、被害を表す動詞は、 一見能動態に見える動詞でも、英語だと受動態で表現することがある んだ。
今回も 日本語と英語のニュアンスの違いに注意 して、ポイントを見てみよう。
受動態のbe動詞+過去分詞は日本語だとふつう、「~される」という意味だったよね。
でも、感情の動詞と同じように、 injureやdelayといった動詞は、受動態を使うことで「~する」という日本語になる んだ。
injureは元々「~にけがをさせる」、delayは元々「~を遅らせる」という意味 なんだね。
だから、 受動態を使うことで、それぞれ「けがをする」、「遅れる」という意味になる んだ。
「けがをする」や「遅れる」は、受動態を使って表そう!
日本語と英語のニュアンスの違いに注意しながら、例題を解いてみよう。
まず、accidentは「事故」という意味。
ここで「けがをした」をみると、一見能動態を使うように見えるね。
けれど、 injureは「~にけがをさせる」という意味 だったね。
だから、 受動態のbe injuredで「けがをする」という意味になる んだね。
今回は「けがをした」という過去の話なので、
正解は、 was injured だよ。
(2)はまず、heavy rainで「激しい雨」という意味だよ。
今回の「遅れている」も一見能動態のように見えるね。
でも、 delayは「~を遅らせる」という意味 の単語。
だから、 「遅れている」は受動態のbe delayedで表す んだ。
主語がThe busだから、be動詞isを使って、 is delayed が正解!
今回のテーマは 被害を表す動詞を使った受動態のパターン についてです。
次の例題を通して考えていこう。例題は、こちら。