5分でわかる!canの基本用法

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この動画の要点まとめ
ポイント
助動詞は「気持ちを乗せる」表現。canは「ありえる」という気持ち!

日本語と英語を一語ずつ確認してみよう。
すると、(1)は「できる」、(2)は「よいですか」の部分を英語で補う問題だとわかるよ。
実はどちらにもcanが入るのだけれど、なぜかわかるかな。
ポイントを見て確認していこう。

今回使うcanは、willやmustなどと同じ「助動詞」の一つです。
まず、 助動詞全てに共通する一番大事なこと を覚えておこう。
実は 助動詞は、「気持ちを乗せる」表現 なんだ。

では今回のcanはどうかというと、 canは「ありえる」という気持ちが元になっている んだ。
だから、canの一番メインの意味は②の 可能性「~ありえる」 というもの。
そこから、「~することがありえる」→「~できる」と派生して、
中学校までで習ってきたような① 可能「できる」 という意味ができたんだね。
③の 許可「してもよい」 も、「~することがありえる」→「~してもよい」という流れでできたんだ。
意味は3つあるけれど、全て「ありえる」という気持ちからきていることを覚えておこう。

それじゃあ、問題に戻ってみよう。

(1)は「ひくことがありえる」、そして(2)は「電話を使うことがありえる」というように、どちらも元々は「ありえる」という可能性の意味だったんだ。
そこから、(1)は「できると思うよ」という 可能の気持ち 、
(2)は「使ってもいいかな」という 許可の気持ち になったんだね。
だからどちらも、 can が入るのが正解なんだ。



ちなみに、(2)で、mayという助動詞もcanと同じ「許可」の気持ちを表すことができるよ。これはまた別の回で確認するね。
「はずがない」という気持ちを表す表現に注目しよう

続いて、例題の(3)を見てみよう。

(3)「ナンシーは家にいる はずがない 。今朝、学校に行ったのだから。」の 「はずがない」に注目 しよう。
これは 「気持ち」なので isn'tのように言い切るのではなく、 助動詞を使う んだ。
「はずがない」ということはつまり「可能性がない」「ありえない」という意味だよね。
ここから、can「ありえる」の否定形 cannot[can't] 「ありえない」を使うのが正解になるんだ。


今回のテーマは 「canの基本用法」 についてです。
次の例題を通して考えていこう。例題は、こちら。