5分でわかる!must の基本用法
- ポイント
- 練習
- チャレンジ
この動画の要点まとめ
ポイント
助動詞は「気持ちを乗せる」表現。mustは「絶対」という気持ち!
(1)も(2)も、「(絶対に)なければならない、違いない」という強い気持ちが込められているよ。
気持ちを乗せる表現は助動詞で表す んだったね。
そして、問題に出てくる「絶対に」というのが、まさに今回のポイントです。
助動詞は気持ちを乗せる表現 だったね。
例題のような 「絶対に」という気持ちは、mustを使って表す よ。
①の義務も②の断定も、「私としては絶対!」というように、内側からわき上がってくるような気持ち なんだね。
そして 否定形になると、「絶対に」の意味が強くなって、「絶対やめて!」のような③禁止の意味になる んだ。
ちなみに、①の義務と同じような意味を持つ表現としてhave toというものがあるけれど、使い方がちょっと違うんだ。
have toはmustと違って、気持ちを込めない客観的な表現だよ。
このことについては、また別の回で詳しくやるよ。
では、この「絶対」という気持ちを押さえて、問題に戻ってみよう。
(1)は「わたしは(絶対に)宿題を しなければならない 。」の「 しなければならない 」に注目しよう。
自分の気持ちとして、「宿題をやっておかなくちゃ!」ということを言いたいんだね。
つまり、ここでは 「絶対にしなければならない」という義務の気持ち を表せる must を使うんだね。
(2)「トムは今、(絶対に)家にいるに 違いない 」の「 違いない 」に注目しましょう。
「絶対にいる!」という強い気持ちを表していることがわかるよね。
だから、ここでは 「そうに違いない」という断定の気持ち を表せる must を使おう。
助動詞の否定形は「気持ち」が強くなる!
続いて、例題の(3)を見てみよう。
(3)「あなたは(絶対に)遅刻しては ならない 。」の「 ならない 」に注目しよう。
「だめだぞ!」という 強い禁止の気持ちを表している よね。
だから、mustの否定形 must not を使うのが正解!
「絶対」を表すmustを否定形で使うと、強い禁止を表すことができる んだ。
ちなみに、短縮形のmustn'tを使うこともできるけれど、must notと区切った方が、より強調することができるのでこちらを使ったほうがいいよ。
今回のテーマは 「mustの基本用法」 についてです。
次の例題を通して考えていこう。例題は、こちら。