高校英語文法

高校英語文法
5分でわかる!mayの基本用法

159

5分でわかる!mayの基本用法

159

子どもの勉強から大人の学び直しまで
ハイクオリティーな授業が見放題

カンタン登録1分

この動画の要点まとめ

ポイント

mayの基本用法

助動詞5・6のポイント アイコンあり

これでわかる!
ポイントの解説授業

mayは「なんとなく」という気持ち!

lecturer_avatar

今回のテーマは 「mayの基本用法」 についてです。
次の例題を通して考えていこう。例題は、こちら。

助動詞5の例題(1)(2) アイコンあり

lecturer_avatar

(1)は「 降るかもしれない 」、(2)は「 使っていいよ 」、どちらにも、実は助動詞mayが入るんだけど、なぜだかわかるかな。
助動詞mayは、「なんとなく」という、ふわっとした気持ちを込めるときに使う表現なんだ。ここが今回のポイントだよ。

助動詞5・6のポイント アイコンなし

lecturer_avatar

助動詞は気持ちを乗せる表現 だったね。
mayは「なんとなく」という気持ちを乗せる助動詞 だよ。

lecturer_avatar

①の 推量 「かもしれない」は、理由がはっきりしているわけではないけれど「なんとなく」という気持ちを表すことができるんだ。

lecturer_avatar

②の 許可 も、自分からみての主観的な許可、「なんとなく」の、強すぎないニュアンスなんだね。

lecturer_avatar

また、③「~しますように!」という、「なんとなく」の気持ちが込もっている祈りや、④「(確かに)~かもしれない(が)」という、譲歩の意味を表すこともできるよ。

lecturer_avatar

mayは「かもしれない」という気持ちを表す 、ここをしっかりつかんでおこう。それじゃあ、問題に戻って見てみよう。

助動詞5の例題(1) アイコンなし

lecturer_avatar

(1)をみてみよう。
まずは単語の確認から。天候を表すitは、訳には出ないよ。
rainは「雨が降る」、という意味の動詞だったよね。

lecturer_avatar

「明日、雨が降る かもしれない 」の「 かもしれない 」に注目。
根拠はないけれど、なんとなくふわっとした自分の気持ちとして、
「雨が降るかもしれない」ということを言いたいんだね。
ここでは、根拠のない考えを表す、 推量の意味のmay を使おう。

(1)の答え
助動詞5の例題(1)答え入り アイコンなし
lecturer_avatar

次に、(2)を見てみよう。

助動詞5の例題(2) アイコンなし

lecturer_avatar

(2)では、「私のお父さんのパソコン使って いいよ 。」の
いいよ 」に注目しよう。
「~してもいいよ」という 許可 の意味を表したいんだね。
ここでは、 許可の気持ちを表せる、mayまたはcan を使おう。

mayとcanの「許可」の違いは?

lecturer_avatar

mayだけでなく、 canにも、
許可「してもよい」という意味がある
んだったね。mayとcanの表す「許可」には、どんな違いがあるかわかるかな。

lecturer_avatar

mayは、自分から見て「いいよ」という、
「なんとなく」の主観的な許可

canは、他の人から見て「いいよ」という、
「外からみて」の客観的な許可

をそれぞれ表すという違いがあるよ。

lecturer_avatar

(2)では、「私」からみてなんとなく主観的に「使っていいよ」、
外からみて客観的に「使っていいよ」、
どちらの意味でも取れるから、canとmayの両方を使うことができるんだ。

(2)の答え
助動詞5の例題(2)答え入り

「ますように」、「(確かに)~かもしれない(が)」に注目

lecturer_avatar

続いて、例題(3)をみてみよう。

助動詞5の例題(3) アイコンなし

lecturer_avatar

youが「君」で、be happyが「幸せである」という意味だね。
「君が幸せであり ますように 。」の「 ますように 」に注目。

lecturer_avatar

祈りの気持ちが込められているときはどうする?
May+主語+原形! の形で、「 主語が~しますように! 」という祈りの意味を表せるよ。大事な表現だから覚えておこう。

(3)の答え
助動詞5の例題(3)答え入り アイコンなし
lecturer_avatar

最後に例題(4)を見てみよう。

助動詞5の例題(4) アイコンなし

lecturer_avatar

wrongは「間違っている」という意味だね。

lecturer_avatar

文の後半、I don't think she isが、「私はそうは思わない」という意味だよ。isのあとにはwrongが省略されているんだ。
ここでは、「 かもしれない 」に着目してみよう。
「(確かに)~かもしれない(が)」という 譲歩 の気持ちを表せる may を使おう。

「may<前ふり>, but <言いたいこと>」は譲歩

lecturer_avatar

譲歩という言葉が少し難しく感じたかもしれないね。
でも、長文ではよく出る表現だから、しっかり覚えておこう。

lecturer_avatar

自分の言いたいことを言う前に、
その反対のことを言う「前ふり」が、 譲歩
mayとbutが一緒に使われているときは、譲歩 の意味になるよ。

lecturer_avatar

この文では、She may be wrong「彼女は間違っているが」の部分が「前ふり」だね。
言いたいことはbutの後ろ、 but I don't think she is「でも私は彼女が悪いとは思わない」という部分だね。

(4)の答え
助動詞5の例題(4)答え入り アイコンなし

この授業の先生

木村 智光 先生

テンポの良い解説で、難しい用語を使わずに、高校英語の要諦をわかりやすく指導します。 定期テストに出やすい英文法の問題パターンを研究し、授業ではそのポイントが随所にちりばめられています。

mayの基本用法
159
友達にシェアしよう!
  • 学校で使っている教科書にあわせて勉強できる

      会員登録をクリックまたはタップすると、利用規約・プライバシーポリシーに同意したものとみなします。
      ご利用のメールサービスで @try-it.jp からのメールの受信を許可して下さい。詳しくは
      こちらをご覧ください。

      この授業のポイント・問題を確認しよう

      助動詞

          会員登録をクリックまたはタップすると、利用規約・プライバシーポリシーに同意したものとみなします。
          ご利用のメールサービスで @try-it.jp からのメールの受信を許可して下さい。詳しくは
          こちらをご覧ください。

              会員登録をクリックまたはタップすると、利用規約・プライバシーポリシーに同意したものとみなします。
              ご利用のメールサービスで @try-it.jp からのメールの受信を許可して下さい。詳しくは
              こちらをご覧ください。

              高校英語文法