5分でわかる!助動詞の過去形(would/could/might)
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この動画の要点まとめ
ポイント
「過去のこと」や「ていねいな気持ち」を表現しよう!
(1)は「くれませんか」、(2)は「ひけた」、という意味を表す英語を下線に補う問題だね。
それじゃあ、今回のポイントを確認しておこう。
まず①、 助動詞will/can/mayは過去を表す文の中で使うとき、would/could/mightの形になる よ。
それぞれの助動詞の過去形がどんな形なのか、覚えておこうね。
でも、今回もっとしっかりと覚えてほしい使い方は次の②。
助動詞will/can/mayの過去形、would/could/mightを使うと
「ていねい」な気持ちを表すことができる よ。
もしかすると、① will/can/mayの過去形 と、② 「ていねい」な気持ち 、この2つの使い方の、つながりがわかりづらく感じた人もいるかもしれないね。
でも実は、 2つの使い方には、共通するイメージがある んだ。
①と②では、 『離れる』というイメージが共通 しているよ。
①の使い方では、
現在と過去という「 時間が『離れる』 」というイメージだね。
②の使い方では、
「 自分と相手との関係性が『離れる』 」というイメージなんだ。
つまり、過去形を使うことで、相手から少し半歩ひいた感じの、
ていねいなニュアンスが出せるんだね。
だから、 助動詞の過去形would/could/might は、
共通して、 「ていねい」な気持ちを表すことができる んだよ。
それじゃあ、今のポイントをおさえて、問題に戻ってみよう。
まずは、(1)を見てみよう。lendは「貸す」という意味だったね。
ここでは、「その本を貸して くれませんか 。」の
「 くれませんか 」に注目しよう。
もちろん、Do you~?でも、Will you~?でも、
「本を貸してくれない?」という意味は通じるよ。
でも今回は、「 くれませんか 」だから、もっと ていねいな表現 にしたいよね。
助動詞willの過去形wouldや、助動詞canの過去形could を使うと、 ていねいな表現 にすることができるよ。
次に、(2)を見てみよう。
助動詞will/can/mayは、過去を表す文の中で使うとき、
would/could/mightの形になる んだったよね。
「ナンシーは3才でピアノが ひけた 。」の「 ひけた 」に注目。
これは、 可能 の意味を表しているから、もし現在についての文なら、可能の助動詞canを使いたいよね。
でもここでは、「ひける」ではなく「 ひけた 」になっているから、 過去 のことを表している文なんだ。
つまり(2)は、現在形ではなく過去形の文になるので、 可能の助動詞canの過去形、could を使おう。
mightはmayよりもっと「なんとなく」の気持ち!
続いて、例題の(3)を見てみよう。
partyは「パーティ」、wifeは「妻」という意味だね。
(3)では、「ジャックは奥さんと一緒にパーティに来る かもしれません 。」の「 かもしれません 」に注目しよう。
「かもしれない」という 推量 の気持ちをのせたい時には、
推量の助動詞may が使えるね。だからmayでも、もちろん正解。
でもここではもう一つ、 mayの過去形might でも正解。
現在についての文で might を使うと、 mayよりもっと「なんとなく」というふわっとしたニュアンス を表すことができるんだ。
今回のテーマは「 助動詞の過去形 」についてです。
次の例題を通して考えていこう。例題は、こちら。