5分でわかる!「~するほうがよい」の表現(should/ought to/had better)
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この動画の要点まとめ
ポイント
「~するほうがよい」の表現の使い分け
「 ~するほうがよい 」と言うときには、
相手のためを思ってアドバイスをするとき と、 上から目線で命令するとき とがあるよね。
それぞれのとき、英語ではどのような表現を使うのかな。
まずは次の例題を通して考えていこう。例題は、こちら。
(1)は「したほうがよい」、
(2)「ないほうがよい」を表す英語を下線に補う問題だね。
今回のポイントを確認しておこう。
「 ~するほうがよい 」の表現は、
should 、 ought to 、 had better の3種類があるよ。
それぞれ少しずつニュアンスが違うんだ。
「~するほうがよい」という アドバイスの時は、
shouldかought to を使おう。
shouldは、「ねえ、~するほうがよいよ」という気持ちが乗ったアドバイス 、
ought toは、shouldよりは客観性が高いアドバイス
のときにそれぞれ使おう。
「~するほうがよい」という 上から目線の軽い命令の時は、
had better を使おう。
立場が上の人からの命令や指図のようなニュアンスがあるので、実際の会話では使い方に注意しよう。
ちなみに、それぞれ否定形は、 should not 、 ought not to 、 had better not という形になるよ。
notの位置に注意しよう。
それじゃあ、問題に戻ってみよう。
まず(1)、get up earlyは「早起きする」という意味だよ。
「あなたは早起き したほうがよい 」の「 したほうがよい 」に注目。
これを、「 アドバイス 」として「 ~したほうがよい 」と表現したいときは、 should か ought to を使おう。
次に、(2)を見てみよう。
次に(2)、「あなたは夜、出歩かない ほうがよい 。」の「 ほうがよい 」に注目。「出歩か ない ほうがよい」だから、否定形になるね。
立場が上の人からの軽い命令と考えるときは、 had better not を使おう。 notの位置には注意 しようね。
もしも、上から目線の命令ではなく、アドバイスとしてとらえるのなら、 ought to や should を使うこともできるよ。
やわらかいアドバイス と、 上から目線の軽い命令 、
それぞれのニュアンスの違いと、
否定形にするときのnotの位置の違い 、しっかり押さえておこう。
今回のテーマは 「~するほうがよい」の3種類の表現
についてです。