5分でわかる!助動詞(should/need not)+ have 過去分詞
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この動画の要点まとめ
ポイント
後悔・非難の気持ちを込める表現
助動詞の後ろに完了形がくると、「過去の内容についての、今の気持ち」を表せる んだったね。
ここでは、 should+完了形とneed not+完了形 の、意味や使いかたを見ていくよ。
次の例題を通して考えていこう。例題は、こちら。
(1)の「 べきだ 」は気持ちだから、助動詞 should で表せるね。
一方、(2)の「 べきだったのに 」を見てみよう。
「 べき 」という気持ち、「 だった 」という過去の意味、
もうひとつ「 のに 」という別の意味がよみとれるね。
こんなときはどう表現すればいいのかな。
それじゃあ、今回のポイントをみていこう。
①should have 過去分詞「~するべきだったのに」 を見てみよう。助動詞 should のあとに、 have 過去分詞 、つまり 完了形 が続く形になっているね。
should で「 べき 」という気持ちが、
完了形で「 だった 」という「過去の内容」の意味が、
それぞれ表されるんだね。
ここで重要なことは、 should have 過去分詞 には、「~するべきだった のに 」という、 後悔や非難 の気持ちが表れる、ということ。
自分のことだったら 後悔 、他人のことだったら 非難 のニュアンスになるよ。
同じように、 ②need not have 過去分詞「~する必要はなかったのに」 でも、 助動詞+完了形 なので「 過去についての気持ち 」が表されるよ。
それだけじゃなく、「~する必要はなかった のに 」という 後悔や非難 の気持ちが込められることを押さえよう。
このように、 should+完了形とneed not+完了形 の表現を使うと、 自分の後悔 や 他人への非難 の気持ちを表せることを押さえよう。
それじゃあ、問題に戻ってみよう。
(1)「あなたはそれをする べきだ 」の「 べきだ 」に注目しよう。
「 べきだ 」という気持ちは、助動詞 should を使って表せるね。
次に、例題(2)を見てみよう。
でも(2)を見てみると、「べき だった のに」となっているから、過去のことを表していることがわかるね。
それから、「 のに 」とあるので、終わってしまった過去のことについて、他人への 非難 の気持ちが込められているとわかるね。
こういうときは、 should+完了形 を使おう。
should+完了形 で、 後悔や非難の気持ち を表現できるよ。
do「する」の過去分詞はdoneなので、should have doneとなるね。
続いて、例題の(3)を見てみよう。
「あなたはそう する必要がなかったのに 」の「 する必要がなかったのに 」に注目しよう。
「 必要が 」という気持ち、「 なかった 」という過去、「 のに 」という非難の気持ちが込められていることがわかるね。
こういうときは、 need not+完了形 で表現しよう。
助動詞+完了形で、「過去の内容についての、今の気持ち」を表せる んだったね。
特に、 should+完了形 は「~するべきだった のに 」、 need not+完了形 は「~する必要はなかった のに 」と 自分への非難や他人への後悔 の気持ちを表せるということを押さえておこう。
[補足]「助動詞+完了形」で過去の意味になるのはなぜ?
「 過去の内容について、今気持ちを向けている 」ということを表したいとき、本当は、
例題(2)ならshould did、例題(3)ならneed not didのように、
助動詞の後ろに 過去形did をおきたいところだよね。
でも、 助動詞の後ろに過去形をおくことはできない んだ。
だからかわりに 完了形have done にして、 過去の内容 だということを表すんだったよね。
今回のテーマは 「助動詞(should/need not)+have 過去分詞」 の表現についてです。