5分でわかる!that節の中のshould
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この動画の要点まとめ
ポイント
判断を込める形容詞、提案・主張の動詞が使われているときは?that節の中のshouldとその省略に注意!
英語を下線に補う問題だけど、
どちらも、thatを使って節がつながれているね。
(1)はthat以下に注目すると、
「彼があなたを好き」he loves youと入れたくなるよね。
(2)もは過去の時制に気をつけながらthat以下に注目すると、
I went to the meetingと入れたくなるね。
でも、ここでは違うよ。
実は(1)も(2)も、 動詞は原形 を使うのが正解なんだ!
どうしてかって?今回のポイントを見て確認していこう。
今回扱っている2つのポイントは、少しややこしい内容だけれど、
パターンを形ごと覚えてしまおう。
①It is 判断の形容詞 that S (should) 原形 … 、という形で、
「 Sが…なのは[=that以下の部分]、~だ[=判断の形容詞の部分] 」という意味を表すよ。
判断が込められる形容詞には、natural「当然だ」、essential「不可欠だ」、strange「おかしい」などがあるよ。
このパターンで、最も注意したいのが、that節の中の動詞の部分!
that節の中のshouldは、普通省略されて、動詞が原形になってしまう んだ。
もともとは、 should+動詞の原形 だから、shouldが省略されても、後ろの動詞は原形のまま残るんだね。
②V that S (should) 原形 、のパターンでは、
「 Sが…することを[=that以下の提案・主張のなかみの部分]、~する[=thatより前のV提案・主張の動詞] 」という意味を表すよ。
提案や主張の動詞には、propose「提案する」、suggest「提案する」、recommend「推薦する」、insist「主張する」などがあるよ。
これらの動詞を使うときも、 that節の中のshouldは、普通は省略される んだ。
①、②のパターンは、 that節の主語が3人称のときにもいきなり動詞の原形を使う ことになるんだね。
文法問題ではとてもよく狙われるパターンだよ。
それじゃあ、問題に戻ってみよう。
まずは(1)、「好き」はloveで表そう。
naturalは判断の基準の形容詞 だね。
判断の形容詞を使って、「Sが…なのは、~だ」と言いたいときは、 It is 判断の形容詞 that S (should) 原形 … 、の形になるんだったね。
だからthat he loves youではなくthat he should loveになるよ。
ただし、 that節の中のshouldは普通省略される から、
ここでは、(should) loveを置こう。
shouldを省略しても、後ろの動詞はlovesに戻らずloveのまま、原形のまま残るよ。
次に(2)を見てみよう。
proposeは「提案する」、meetingは「会議」という意味だよ。
まず、動詞にpropose「提案する」が使われていることに注目。
提案や主張の動詞が使われているときは、V that S (should) 原形 、をとるんだったね。
thatの後ろは、 S should 原形 という形になるので、
that I should go to the meeting、になるね。
ただこのパターンのthat節の中の shouldは普通省略される よ。
goを原形のまま残し、that I (should) go to the meetingとなるね。
今回の2つのパターンで、
that節の中のshouldは普通省略される ということと、
shouldが省略されても、 後ろの動詞は原形のまま 残るということに注意しよう。
今回のテーマは 「that節の中のshould」 についてです。
次の例題を通して考えていこう。例題は、こちら。