5分でわかる!不定詞の使い方2「~すること」
- ポイント
- 練習
- チャレンジ
この動画の要点まとめ
ポイント
「~すること」というカタマリを足す不定詞!
不定詞には、「用法」がたくさんあるけれど、
まずは、 カタマリをtoで足す「+(プラス)」のイメージ をしっかり押さえよう。
あとは、この基本のイメージに、使い方を1つずつ付け加えていくだけだよ!
前回は、「 ~するために 」という、
「 目的 」の意味の 不定詞 の使い方を学んだね。
今回は、「 ~すること 」という意味の 不定詞 の使い方を扱うよ。
次の例題を通して考えていこう。
(1)は、I like「私は好きです」に、「サッカーを すること 」という意味のカタマリをくっつけたいね。
(2)は、「医者 になること 」の部分をカタマリで表現しよう。
「 ~すること 」という意味のカタマリをくっつけたいときは、 不定詞 を使うよ。今回のポイントを確認しておこう。
不定詞は、 to 動詞の原形 の形をとって、
「カタマリ」で意味を足す 働きをするんだったね。
どういう意味・使い方のときでも、 不定詞 のこの 形と働き は変わらないよ。
今回は「 ~すること 」という意味での不定詞の使い方を学ぼう。
「不定詞の名詞的用法」と言われることもある使い方だよ。
それじゃあ、問題に戻ってみよう。
I like「私は好きです」という意味のカタマリに、
残りの「サッカーを すること 」という意味のカタマリをくっつけよう。
play soccer「サッカーをする」のカタマリを、 to を使って、
「サッカーをする こと 」という意味になるようにくっつけるよ。
I like to play soccer.となるよ。
I like + play soccer.のように カタマリをtoで足す イメージだね。
次に、例題(2)を見てみよう。
Her dream「彼女の夢」について、isのあとに
「医者 になること 」という意味のカタマリで表現するよ。
「医者になる」は、be a doctor か、become a doctorと表そう。
「~する こと 」という意味のカタマリをつくるときはどうする?
不定詞 を使うんだったね。
すると、Her dream is to be(become) a doctor.となるね。
続いて、(3)を見てみよう。
wrongは「悪い」という意味だね。
下線には、「ウソをつく こと 」というカタマリを入れるよ。
「 ~すること 」という意味のカタマリをつくるには、不定詞のtoを使おう。
tell a lieで「ウソをつく」という意味だから、
To tell a lie is wrong.となるね。
文の頭に、toを使った意味のカタマリが来るパターンだよ。
toを使った意味のカタマリを後ろにもってくると…
例題(3)の To tell a lie is wrong.という文は、
文の頭に toを使った意味のカタマリ が来ていたよね。
このままでも大丈夫なんだけど、
toを使った意味のカタマリ が後ろに来て、
It is wrong to tell a lie.という形になることが多いんだ。
前半のカタマリIt is wrongは、Itには実際の中身がない「 前振り 」なんだ。
後半のカタマリto tell a lieが、「 言いたいこと 」だね。
ちなみに、この形の文を、仮主語構文と呼ぶこともあるよ。
どちらの形でも理解できるようにしておこうね。
不定詞の「 ~すること 」という意味での使い方を見てきたよ。
カタマリをtoで足す という 不定詞 のイメージをしっかりつかんで、1つずつ使い方を理解していこう。
今回のテーマは 不定詞の使い方②「~すること」 の表現についてです。