5分で解ける!不定詞の熟語1(too…to/…enough toなど)に関する問題
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この動画の問題と解説
チャレンジ
解説
「… enough to 動詞」の語順に注意!
まず、カッコの後ろを見てみよう。カッコの後ろがto keep up with him「彼に遅れずについていく」というカタマリになっているね。
「息子が父親に遅れずについていく」という状況だから、このカタマリの意味上の主語は「息子」だよ。
不定詞の意味上の主語は、 for 人 to 動詞 の形で「 人が~する 」と表すんだったね。
だから、このカタマリの意味上の主語、for his sonを、toの直前に置こう。
すると、文の後半は、for his son to keep up with himとなるね。「息子が遅れずについていく」の部分はこれで完成だね。
ここで、選択肢②を見てみよう。for his sonとtoの間にenoughが入っていて、位置がおかしいね。だから、①か③から選ぼう。
じゃあ、①と③のどちらが正しいかな。
今度は、「ついて いけるくらいゆっくり 」に注目しよう。
この部分は「ついていくのに充分ゆっくり」と言い換えられるから、 … enough to 動詞 「 ~するのに充分…だ 」の表現で表せるね。
enough to 動詞のカタマリは、後ろから前の形容詞・副詞にかかる んだ。
①と③を見比べてみると、slowlyとenoughが正しい順番になっているのは、③slowly enough for his sonだね。これが正解。
文全体では、The father walked slowly enough for his son to keep up with him.「父親は息子が遅れずについていけるくらいゆっくり歩いた」となるよ。
enough for his son to keep up with himが1つのカタマリになっていて、slowlyにかかっているんだね。
形容詞・副詞と絡めて使う 不定詞の熟語表現 、よくわかったかな?
否定の意味を表す① too … to 動詞 「あまりに~なので… できない 」、
肯定の意味を表す② … enough to 動詞 「~するのに充分…だ」、
③ so … as to 「とても…なので~する・できる」。
3つの表現を合わせて覚えておこう!
入試レベル問題にチャレンジしてみましょう。