5分でわかる!不定詞の熟語2(to tell the truthなど)
- ポイント
- 練習
- チャレンジ
この動画の要点まとめ
ポイント
文の頭に置いて<前振り>をする、不定詞の熟語表現!
例題は、こちら。
(1)も(2)も、文が「,」で区切られているね。
(1)は、「実を言うと、」の部分を下線に補いたいね。
後半に置かれている、I don't really know「私はよく知りません」が、 メインの<言いたいこと> だよ。
前半に補う部分は、 <前振り> の働きをしているね。
(2)は、「率直に言うと、」を下線に補おう。 <前振り> だね。
後半のI don't like Jack「私はジャックが好きではない」が メインの<言いたいこと> だよ。
このように、 文の頭に置く<前振り>の表現は、不定詞の熟語で表現することができる よ。
それじゃあ、今回のポイントを確認しておこう。
文の頭に置く、 不定詞を使った<前振り>の熟語表現 を5つ押さえよう。
どれも、不定詞のカタマリの後ろに「,」を置いて、セットで使おう。
① To tell the truth, は「 実を言うと、 」という意味だよ。
To tell you the truth,のように、youを入れることもあるよ。
② To be frank with you, は「 率直に言うと、 」という表現だよ。
③ To make matters worse, は「 さらに悪いことに、 」。
ここでのmakeは、make 目的語 補語の形で「目的語を補語にする」という使い方だね。mattersが目的語、worseが補語で、「物事をより悪くすることには」という意味からきている表現だね。
④ To begin with, は「 まず第一に、 」という意味だよ。
⑤ Needless to say, は「 言うまでもなく、 」。
to sayがNeedlessにかかっている形だね。
これらの中でのtoの使い方は、「不定詞の副詞的用法の、特殊な用法」と言われることもあるけれど、熟語としてそのまま覚えてしまうと良いよ。
それじゃあ、問題に戻ってみよう。
(1)は、「 実をいうと、 」にあたる英語を、下線に補う問題だよ。
不定詞の熟語表現、 To tell the truth, を使って表現しよう。
この部分は<前振り>で、後半のI don`t really know「私は知りません」が<言いたいこと>だね。
(2)は、「率直に言うと、」の部分を下線に補おう。
不定詞の熟語表現、 To be frank with you, を使って表すよ。
後半のI don't like Jack「私はジャックが好きではない」という、メインの<言いたいこと>の<前振り>になっているね。
続いて、(3)(4)(5)をまとめて見てみよう。
(3)は、it began to rain「雨が強く降り始めました」とあるので、「 さらに悪いことに、 」を示す英語を補おう。 To make matters worse, で表せるね。
(4)は、take off your shoes「靴をぬぎましょう」がすでに書かれているね。
この前に、「 まず第一に、 」のカタマリを付け足そう。 To begin with, を使うよ。
(5)は、money is important「お金は大事です」とあるから、「 言うまでもなく、 」の部分を下線に補うよ。これは Needless to say, を使って表そう。
今回取り上げた不定詞の熟語表現は、文の頭に置き、 <前振り>をして<言いたいこと>につなげる 表現だよ。
よく出る表現ばかりなので、しっかり押さえよう!
今回のテーマは 「不定詞の熟語②(to tell the truthなど)」 についてです。
文の頭に置いて<前振り>をする、不定詞の熟語表現を5つ見ていくよ。