5分でわかる!動名詞の使い分け1
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この動画の要点まとめ
ポイント
後ろが不定詞か動名詞かで意味が変わる動詞!
それぞれto talkかtalkingのあてはまる方をカッコに補う問題だね。
(1)「医師は 看護師と話すの を止めた」、(2)「医師は立ち止まって、 看護師と話した 」とあるね。
訳が違うのに、カッコの前後の英文は、(1)と(2)で全く同じだね。どういうことかな。
実は、(1)(2)で使われている動詞stopは、 後ろに不定詞がくるか動名詞がくるかで、意味が変わる んだ。
今回のポイントを見てみよう。
stop to+動詞は「 止まって、~する 」や「 ~するために止まる 」と訳そう。
stop/to 動詞、のように、toの前で区切って考えるんだ。
一方で、stop 動詞+ingは、「 ~することを止める 」と訳そう。
区切ってしまわず、stopの後ろに、動詞+ingのカタマリが置かれていると考えるよ。
後ろに不定詞がくるか動名詞がくるかで、意味が変わる動詞 は、stopの他にも、rememberやforgetなどがあるよ。詳しくは問題を通して解説していくね。
それじゃあ、問題に戻ってみよう。
動詞 stop の後ろの、不定詞と動名詞を使い分けを見ていこう。
(1)は「医師は 看護師と話すの を止めた」とあるね。
日本文を見ると、大きく意味が区切れておらず、「 ~することを止める 」にあたるカタマリが置かれているね。
こういうときは、 動名詞 を使って、何を止めたのかを示すカタマリを置こう。
stop 動詞+ingで「 ~することを止める 」という意味だね。
talkingを選んで、stoppedの後ろに、 talking with the nurse 「 看護師と話すこと 」というカタマリを置こう。
(2)「医師は立ち止まって、 看護師と話した 」を考えよう。
日本文は、「立ち止まって、/ 看護師と話した 」と区切って考えることができるね。
こういうときは、不定詞を使うよ。stop to+動詞で「 止まって~する 」という意味だね。
The doctor stopped「医師は立ち止まった」のあとで区切り、不定詞を使って、 to talk with the nurse というカタマリを置こう。
The doctor stopped/ to talk with the nurse.と区切ってとらえられるね。
続いて、(3)(4)を見てみよう。
動詞 remember の後ろの、不定詞と動名詞の使い分けを見ていくよ。
remember と forget のときは特別に、次のように使い分けを覚えてしまおう。
remember や forget の後ろに 不定詞 がくるときは「 (これから)~すること 」と、 未来 のニュアンスを出して訳そう。
後ろに 動名詞 がくるときは「 ~したこと 」と 過去 のニュアンスを出して訳すよ。
(3)「私は以前、彼に 会ったこと を覚えている」について見ていこう。
I remember「私は覚えている」の後ろに、何を覚えているのかを表す部分を補おう。
「会ったこと」だから、 過去 のニュアンスだね。こういうときは、動名詞を使うよ。seeingを入れよう。
remember 動詞+ing で、「 ~したことを覚えている 」という意味だよ。
(4)「 その手紙を出すの を忘れないで」を見ていこう。
Remember「忘れないでね」のあとに、「その手紙を出すのをね」というカタマリを置くよ。
「これからその手紙を出すこと」だから、 未来 のニュアンスだね。
不定詞を使って、to sendを入れよう。
remember to+動詞 で、「 (これから)~するのを覚えている 」という意味になるよ。
動詞stop、remember、forgetなどは、後ろに 動名詞 がくるときと、後ろに 不定詞 がくるときとで、意味が変わってくるんだ。しっかり使い分けを押さえよう。
今回のテーマは 「動名詞の使い分け①」 についてです。
ある動詞の後ろに、 動名詞 を置くときと 不定詞 を置くときとで、どういう意味の違いが出るのか見ていこう。
例題は、こちら。