5分でわかる!動名詞の慣用表現2(There is no Ving)
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この動画の要点まとめ
ポイント
「~することは不可能だ」を表すには?
big earthquake「大地震」、occur「~が起こる」だから、
when a big earthquake will occurで「いつ大地震がいつ起こるか」だね。
残りの「 わからない 」の部分を、下線の前のThere isと下線部とで絡めて表すよ。
今回のポイントを見てみよう。
ここでは、動名詞を使った「 ~することは不可能だ 」という表現を押さえよう。
There is no 動詞+ing の形で、「 ~することは不可能だ 」という意味だよ。
ちなみに不定詞を使って、 It is impossible to+動詞 と言い換えることができるんだ。
どちらも、長文問題でも文法問題でもよく出てくる表現だよ。
とてもシンプルな表現だけど、シンプルすぎて見落としてしまうことが多いので注意しようね。
それじゃあ、問題に戻ってみよう。
下線の後ろ、when a big earthquake will occurで「いつ大地震がいつ起こるか」だね。
下線の前のThere isと下線部とで、「 わからない 」の部分を表現しよう。
「わからない」は、「知ることができない」ということだから、
「いつ大地震が起こるか 知ることは不可能だ 」と言い換えられるね。
「 ~することは不可能だ 」を表すには、動名詞の熟語表現、 There is no 動詞+ing を使おう。
動詞+ing「~を知ること」は、どのような動詞を使って表そうか。
「~を知る」という意味の動詞knowや、未来のことを予測するニュアンスで「これからのことを知る」という意味の動詞tellを使おう。
下線には、no knowing[telling]を補うよ。
つなげると、There is no knowing[telling] when a big earthquake will occur.となるね。
次に(2)をみてみよう。
(2)「誰がそのレースに勝つかは わからない 」を考えよう。
who will win the raceで「誰がそのレースに勝つか」だね。
今回も、「わからない」を「知ることは不可能だ」ととらえよう。
すると、 There is no 動詞+ing 「 ~することは不可能だ 」で表現できるね。
「わからない」なのでThere is no knowing[telling]と表せるね。
下線には、 no knowing[telling] を補おう。
There is no 動詞+ing の形で、「 ~することは不可能だ 」という意味だよ。
特に、未来のことが「わからない」というのは、There is no knowingやThere is no tellingと表せるよ。
There is no 動詞+ing は、不定詞を使って It is impossible to+動詞 と言い換えられることも押さえておこう。
[補足]未来を語るtell
(1)と(2)で出てきたように、未来のことを予測する・予言するニュアンスで「これからのことを知る」というとき、動詞 tell が使えるよ。
(1)は大地震がいつ起きるかどうか、(2)レースで誰が勝つか、予想がつかない未来のことだととらえると、 未来を語るtell を使うことができるんだね。
この意味から、例えば占い師は a fortune teller というよ。
人の将来の運命を知って語る、という意味が込められているんだね。
この 未来を語るtell の使い方を知っていると、長文も読みやすくなるので押さえておこう。
今回のテーマは、 「動名詞の慣用表現②(There is no Ving)」 についてです。
前回に続いて、動名詞を使った熟語表現を見ていくよ。
まずは、次の例題を見てみよう。