この問題を解くポイントは、 「『分詞』とは？」をしっかりと押さえること です。

分詞には、 現在分詞 と 過去分詞 の２種類あるよ。
主に、doingのような 現在分詞 は「 ～している 」、
doneのような 過去分詞 は「 ～された 」という意味を、カタマリで足すんだ。

では、問題を解いていこう。

カッコの前は、This is the book「これは本です」とあるね。
「簡単な英語で 書かれた 」という意味になるように、カッコの語を並び替えよう。

「書かれた」という 受身 のような意味を足したいときは、 過去分詞 を使おう。
カッコの中を見ると、write「書く」の過去分詞writtenがあるね。
「簡単な英語で」は、in easy Englishで表せるよ。
順に並べて、written in easy Englishというカタマリをつくろう。

written in easy Englishというカタマリが、前の名詞bookにかかって意味を足すんだね。
名詞と分詞を置く順番は、「 名詞が前、分詞が後ろ 」という基本を押さえよう。

次に(2)を見てみよう。

カッコの後ろは、is Nancy「ナンシーです」だね。
「プールで泳いでいる女の子は」という、主語の部分をつくるよ。

今回は、「女の子」に「プールで泳いでいる」というカタマリを足そう。
名詞の後ろに、分詞のカタマリを置いて表すよ。

まずは、名詞the girl「女の子」、その後ろに「プールで泳いでいる」というカタマリを置くよ。
「～している」は、 現在分詞 で表せるから、swimming in the poolとしよう。
順に並べると、文全体では、 The girl swimming in the pool is Nancy.となるね。

続いて(3)を見てみよう。

Look at～「～を見なさい」とあるので、「あの走っている女性」の部分をつくろう。

分詞は、名詞の後ろにカタマリで置いて意味を足すんだったね。
ただ、ちょっと待って。 ここで１つ注意があるんだ。
実は、名詞に足したい意味のカタマリが 分詞１語だけ のときは、「 分詞を前、名詞を後ろ 」に置くんだよ。

カッコの中は、running「走っている」、that「あの」、lady「女性」とあるね。

「あの」は「走っている女性」全体にかかるので、lady「女性」にかかるのは、動名詞runningの１語だけ。
だから今回は、runningを名詞ladyの前に置こう。
そして、running lady「走っている女性」の前にthat「あの」を置くよ。
つなげると、that running ladyという順番になるね。