5分で解ける!「There is 人/モノ+分詞」の表現に関する問題
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この動画の問題と解説
チャレンジ
解説
There構文+分詞の文をつくってみよう!
1文目、Tom was late.は「トムは遅刻した。」という意味だね。
2文目の前半、When he got to the partyは「彼がパーティーに到着したとき」だよ。
今回のポイントは、2文目の後半。
there was no food ( ).の部分を見てみよう。
「 There+be動詞+人/モノ+分詞 」になっているよ。
there wasは <予告> の役割、no foodが <メイン情報> だね。
there was no foodで「食べ物がなかった」だね。
ここで選択肢を見てみよう。
①cookingと③eatingは現在分詞、②leftは過去分詞だね。
どれを選んでも分詞なので、「 There+be動詞+人/モノ+分詞 」の表現の形になりそうだとわかるね。
では、どの分詞を使うのか、選択肢を1つずつ見ていこう。
①現在分詞cookingだと「料理している(食べ物)」、
③現在分詞eatingだと「食べている(食べ物)」、
となり、どちらも意味がおかしくなってしまうね。
だから、②過去分詞left「残された(食べ物)」を選ぼう。
there was no food leftで「残された食べ物はなかった」。
つまり、「残っている食べ物はなかった」という意味だね。
文全体では、「トムは遅刻した。彼がパーティーに着いたとき、残っている食べ物はなかった。」となるよ。
[補足]分詞1語なのに後ろから?no 名詞 leftの表現!
ここで1つ注意。 分詞はカタマリで、後ろから前に意味を足す のが基本だったね。
でも、 分詞1語だけのときは、前から後ろに意味を足す んだったよ。
今回の問題、there was no food left.を見てみよう。
leftは過去分詞1単語だけなのに、後ろからかかっているね。
どうしてかな?
実は、 過去分詞left は、 1語だけのときでも、前でなく後ろに置くことがほとんど なんだ。
例えば、今回のno food left「残っている食べものがない」、
no water left「残っている水がない」、
no time left「残っている時間がない」のように使うよ。
このように、 no 名詞 left で「 残っている名詞がない 」という意味になるよ。
決まった表現として覚えてしまおう。
「 There+be動詞+人/モノ+分詞 」の表現を見てきたよ。
この訳は2パターン。
人/モノ+分詞 の部分を、
前から訳しても、後ろから訳しても、どちらでも大丈夫。
日本語の感覚ではつかみづらい表現だけれど、しっかり押さえよう!
入試レベル問題にチャレンジしてみましょう。