5分で解ける!「There is 人/モノ+分詞」の表現に関する問題
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この動画の問題と解説
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解説
「 There+be動詞+人/モノ+分詞 」という形で、
「人/モノがいる・ある」 こと、さらに、
「その人/モノがどのような状態でいる・あるのか」 を表せるよ。
「There構文+分詞」の表現を訳そう!
では、さっそく問題を見ていこう。
英文を日本語に訳す問題だね。
まず(1)を見てみよう。
a lot of peopleは「たくさんの人々」という意味だね。
waitingは動詞waitの 現在分詞 だよ。
文全体を見ると、「 There+be動詞+人/モノ+分詞 」の形になっているとわかるね。
There wereは <予告> 、
a lot of peopleが <メイン情報> になっているよ。
その後ろ、waiting for their turnsは、 現在分詞 のカタマリ。
カタマリ全体で、 <人々の状態> を 後ろから足している んだ。
a lot of people waiting for their turnsは、
turnが「順番」、wait for turnsで「順番を待っている」という意味だから、
「順番を待っているたくさんの人」となるね。
なので、文全体では、(A)「自分の順番を待っているたくさんの人々がいた」と訳せるよ。
もう少し自然にすると、(B)「たくさんの人々が自分の順番を待っていた」と訳せるね。
「 There+be動詞+人/モノ+分詞 」の表現は、
2つのパターンで訳すことができるよ。
人/モノ+分詞 の部分を、
(A) 後ろから前に 訳すパターン、
(B) 前から後ろに 訳すパターン、
だね。日本語としては(B)の方が自然だけど、どちらも正解。
次に(2)を見ていこう。
(2)も、「 There+be動詞+人/モノ+分詞 」の形になっているね。
There構文 のThere wasは <予告> の働き、
その後ろのsome wineが <メイン情報> だよ。
left on the tableは、「~された」という意味を表す 過去分詞 。
「テーブルの上に残されていた」という意味だね。
後ろからsome wineにかかって、 カタマリで意味を足す 働きをしているよ。
訳は2つのパターンでできるよ。 人/モノ+分詞 の部分を、
後ろから前に 訳すと、(A)「テーブルの上に残っていたいくらかのワインがあった」。
前から後ろに 訳すと、(B)「いくらかのワインがテーブルの上に残っていた」。
(A)と(B)、どちらでも正解。
この問題を解くポイントは、 「There is 人/モノ+分詞」の表現しっかりと押さえること です。