5分で解ける!「see 人 分詞」「keep 人 分詞」などの表現に関する問題
- ポイント
- 練習
- チャレンジ
この動画の問題と解説
チャレンジ
解説
「待たされていた」を表現しよう!
「トムは、その部屋でナンシーに待たされていた」を考えよう。
選択肢を見ると、 形は色々だけど、どれもkeepが使われている ね。
このことから、「トムは、ナンシーによって、待っている状態をたもたれた」、という文をつくるとわかるよ。
「トムはたもたれた」+「トムが待っている状態を」という、2つのカタマリに分けて考えよう。
まず「トムはたもたれた」は、Tom was keptと表せるね。
be動詞の後ろにkeptがくる、③kept waitingか④kept waitedのどちらかから選ぼう。
次に、「待っ ている 」だから、「~している」を表す
現在分詞が使われている、③kept waitingを選ぼう。
「トムは」を2回も繰り返す必要はないから、「トムは待たされた」+「(トムが)待っている状態を」と表現しよう。
ちなみに、「待たされる」を表すときに、be waitedという表現はないから注意!
「keep 人 分詞」の表現と、受身の組み合わせ!
今回の問題文は少しややこしい組み立てになっているから、ここで確認しておこう。
実はこの文は、「 keep 人 分詞 」の表現と、 受身 の組み合わせになっているんだ。
「 トムは その部屋でナンシーに 待たされていた 」ということは、 受動態 の表現だね。
これを 能動態 で表すと、「 ナンシーは トムを 待たせておいた 」、
つまり、 Nancy kept Tom waiting in the room.と表すことができるね。
これがもともとの文だと考えよう。 keep 人 分詞 の表現が使われているね。
この文は、Nancy kept / Tom waiting in the room.
「ナンシーはたもった」「トムが待っている状態を」のように区切って考えることができるよ。
じゃあ、この文がどうして問題文のような形になったのかな。
もとの文を 受動態 にして、Tom wasを主語にすると、
Tom was kept waiting in the room by Nancy.となるよ。
問題文のカッコを埋めた文章と同じになったね。
「 see 人 分詞 」と「 keep 人 分詞 」の表現を見てきたよ。
中でも、 keep 人 waiting「人を待たせておく」 という表現は特に注意!
日本語は受身のようにも感じられるけれど、英語は受身にはならないよ。しっかりと押さえておこう。
入試レベル問題にチャレンジしてみましょう。