5分でわかる!「with A 分詞」の表現
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この動画の要点まとめ
ポイント
withを使って、「状態」を表すオマケ情報を足す!
下線に英語を補う問題だよ。
下線より前は、
(1)はHe is listening to the music「彼は音楽を聞いている」
(2)はLind was standing by the tree「リンダが木のそばに立っていた」だね。
この後ろに、(1)「目を閉じて」や(2)「髪をなびかせて」つまり、(1)「目が閉じている状態で」や(2)「髪がなびいている状態で」など、 状態を表すオマケ情報 を足したいんだ。
実は、このように、いったん区切れている文の後ろに、 状態を表す情報 を足すときのルールがあるんだ。
今回のポイントを確認していこう。
with A 分詞 の形で、「 Aが~の状態で 」という意味になるよ。
訳は、もう少し柔らかくすると、Aの後ろが
現在分詞 なら「 Aが~していて 」、
過去分詞 なら「 Aが~されて 」となるね。
with A 名詞の表現は、「付帯状況」と呼ばれることもあるよ。
そう言うと難しく聞こえるかもしれないけれど、ただwithを使って、オマケの情報を足すだけ。
例えば、with his eyes closedは、
withが「オマケ情報をたしますよ」というサイン、
his eyes+closedは、意味上は主語+動詞のように考えよう 。
「目を閉じた状態で」と訳せるね。
また、 「with A 分詞」 の、 分詞の形 は、
「A+分詞」の意味上の関係が、
「Aが~する」という、能動だったら現在分詞、
「Aが~される」という、受身だったら過去分詞 、考えるとわかりやすいよ。
それじゃあ、問題に戻ってみよう。
(1)は、文の後半で「目を閉じて」という状態を表せるよう、下線部に英語を補っていこう。
He is listening to the musicのように、完結した文の後ろにそのまま「 with A 分詞 」の表現を使うと、 状態を表すオマケ情報 をくっつけることができるんだ。
また、目がなにかを「閉じる」のではなく、意識によって目が「閉じられている」ということだよね。
受身のニュアンスなので、with Aの後ろの分詞には、過去分詞closedを使おう 。
文全体では、He is listening to the music with his eyes closed.となるね。
次に(2)を見てみよう。
(2)Linda was standing by the tree「リンダが木の下に立っていた」でいったん、形としても意味としても文が完結されていると考えよう。
その後ろに、「髪をなびかせた状態で」というオマケ情報をくっつけるよ。
with A 分詞 を使って表現しよう。
まず、withから始めて、オマケ情報のスタート地点を表すよ。
「なびかせる」の動詞は、waveを使おう。
今回は、髪が自分でなびいている感じだね。
withの後ろの 名詞+分詞が、能動の時は、現在分詞 で表そう。
ここでは、現在分詞wavingとしよう。
文全体では、Linda was standing by the tree with her hair waving.となるね。
with A 分詞 は、 「Aが分詞の状態で」 という意味だよ。
状態を表すオマケの情報を付け加える表現 なんだ。
分詞が現在分詞なら「Aが~している状態で」、
分詞が過去分詞なら、「Aが~されている状態で」 と訳そう。
意味上は、withの後ろの、A+分詞が、主語+動詞のような関係になっているんだね。
今回のテーマは 「with A 分詞」の表現 についてです。
withを使って、 状態を表すオマケの情報 をくっつける表現を見ていくよ。
まずは次の例題を見てみよう。