高校英語文法
5分で解ける!「I wish+仮定法」などの表現に関する問題
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この動画の問題と解説
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解説
これでわかる!
練習の解説授業
仮定法 で、現実にはありえないことを表せるよ。
特に、現在についてのありえないことは、あえて過去形で表現するんだ。
また、仮定法の前に、 「この先はありえない内容だ」ということを<予告>するI wishやIf onlyなどの表現 を置くことがあるよ。
「ありえない内容」を予告する表現に着目!
では、問題を見ていこう。
I wish に注目。
後ろに仮定法がくるということを、<予告>する表現 だね。
I could speak Englishは、「ありえない内容」なんだ。
意味は「 (私が)英語を話すことができたらなあ 」となるよ。
現実には英語を話すことはできないけれど、話せたらなあ、ということだね。
次に(2)を見てみよう。
If onlyも、後ろに仮定法がくることを<予告>する表現 だよ。
この後ろの、I were a member of the rich familyはありえないことだとわかるね。
I were a member of the rich familyの、 were にも注目してみよう。
仮定法で過去形を使うときには、be動詞はwasを使わず、全部wereになる んだったよね。
本当ならwasを使うはずのところで、wereが使われているのも、仮定法のサイン。
wasではなくwereが使われている違和感が、「ありえないこと」つまり仮定法だと示しているんだ。
だから、この文 If only I were a member of the rich family.では、
If onlyとwereの両方から、非常にわかりやすく仮定法であることが示されているんだね。
訳は、「(私が)お金持ちの家族の一員だったらなあ。」となるよ。
このように<予告>で仮定法だとわかりやすく示されるパターン、しっかり押さえておこう。
この問題を解くポイントは、 「I wish+仮定法」などの表現をしっかりと押さえること です。