5分で解ける!倒置の仮定法(Ifの省略)に関する問題
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この動画の問題と解説
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解説
Ifの省略と倒置を見抜いて訳そう!
仮定法のIfは省略できるんだ。
省略するときには、①Ifを消して②倒置、
つまり疑問文の並び順にすることに注意。
「Ifがない」「倒置されている」という違和感から、「ありえないことだ」と気づけるんだ。
では問題を見ていきましょう。
write to 人で「人に手紙を書く」という意味だね。
would writeに着目。 willの過去形would が使われているから、 仮定法 かもしれないと考えよう。
カンマの前、Were I you,を見てみるよ。
過去形になっているし、疑問の形になっているし、どういうことかな。
そう、ここでは、 仮定法のIfが省略されて、倒置がおこっている よ。
もともとは、 「If+主語+過去形~,」 の形、If I were you,だったんだ。
①Ifが省略されて、②倒置がおこる ことで、Were I youという形になっているんだね。
Ifが省略されても、過去形が使われていることや、疑問文の語順になっている違和感から、 仮定法過去 だとわかるね。
Ifが省略されても、訳は省略される前のIf I were you,とまったく同じで大丈夫だよ。
「もし私があなたならば、ナンシーに手紙を書くのに。」と訳せるね。
次に(2)を見てみよう。
まずcould buyで、canの過去形couldが使われていることに注目。
ここから、 仮定法かもしれない と考えよう。
カンマより前の、Were I richに注目。
ここでは、 Ifが省略されて倒置がおこっている んだ。
もともとは、 「If+主語+過去形~,」 の形If I were rich,だったんだね。
ここから、 ①Ifが省略されて、②倒置がおこる から、Were I richになったんだね。
Ifが省略されていても、意味はもともとのIf I were rich,と同じように訳そう。
「もし私がお金持ちだったら、その車を買えるのに。」となるね。
この問題を解くポイントは、 「倒置の仮定法(Ifの省略)」をしっかりと押さえること です。