5分で解ける!過去についての仮定(仮定法過去完了)に関する問題

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この動画の問題と解説
チャレンジ
解説
仮定法過去完了と、Ifの省略の合わせ技!

カッコにあてはまる語を、選択肢から選ぼう。

先に、英文の後半を見てみよう。
I could have caughtに注目。catch the planeで「飛行機に乗る」だね。

仮定法過去完了 の基本の形、
If+主語+had+過去分詞 ~, 主語+would/could+have+過去分詞 … . の、後半部分と同じ形になっているよ。

だからこの文も、 仮定法過去完了 かもしれないと考えよう。

そうすると、文の前半には If+主語+had+過去分詞 の形がくると良いよね。
If I had arrived … になると良さそうだけれど、どうかな?

選択肢を見ていこう。
ここで①Ifを選びたくなるけれど、ちょっと待って。
もし①Ifを入れると、If I arrivedとなるね。
これは仮定法過去だよ。
ここでは、英文の後半に合わせて、仮定法過去完了にしたいよね。
でも、どの選択肢を選んでも、If I had arrivedにはできないよ。
こんな時はどうしたら良いかな。

ここで、前回の授業で学んだ、 Ifの省略 を思い出そう。
仮定法のIfを省略し、残りの部分を疑問文の順番に倒置 して、表すことがあるんだったね。
仮定法のIfは、仮定法過去のときでも、仮定法過去完了のときでも、どちらのときも省略することができるよ。

If I had arrivedの、Ifを省略して倒置すると、Had I arrivedとなるね。
だからここでは、②Hadを入れよう。

実は、 仮定法過去完了は、倒置で出てくることが非常に多い よ。
しっかりとこの形を押さえておこう。

訳は、Ifが省略される前のものと同じ。
「10分早く空港に着いていたならば、わたしは飛行機に乗れたのに。」という意味になるね。


過去についてのありえないことは、過去完了形で表すよ。
これを、仮定法過去完了というんだ。

If+主語+had+過去分詞 ~, 主語+would/could+have+過去分詞 … .「もし~だったら、…だったのに。」 を基本の形として押さえておこう。

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