高校英語文法

高校英語文法
5分でわかる!仮定法過去完了+仮定法過去

241

5分でわかる!仮定法過去完了+仮定法過去

241
トライ式高等学院通信制高校トライ式高等学院通信制高校

この動画の要点まとめ

ポイント

仮定法過去完了+仮定法過去

仮定法13・14のポイント アイコンあり

これでわかる!
ポイントの解説授業

「過去についての仮定」+「現在についての仮定」を、同時に表すには?

lecturer_avatar

今回のテーマは 「仮定法過去完了+仮定法過去」 についてです。
同じ文の中で、 時制がずれる仮定法 を見ていこう。

lecturer_avatar

まずは次の例題を見てみよう。

仮定法13の例題(1)アイコンあり

lecturer_avatar

下線に英語を補う問題だね。

lecturer_avatar

「もし朝ご飯を 食べていたら 」は、 過去 についてのありえないことだよね。
一方で、「 お腹が すいていないだろう 」は、 現在 についてのありえないこと。

lecturer_avatar

このように、 「もしあの時~だったら、今は…なのに。」 のように、 2つの異なる時間についての仮定を、1つの文で表現 したいときがあるよね。

lecturer_avatar

こんな時はどうやって表したら良いかな?
今回のポイントを確認していこう。

仮定法13・14のポイント アイコンなし

lecturer_avatar

仮定法過去完了+仮定法過去を組み合わせると、
過去についてのありえないことと、
現在についてのありえないことを、同時に表現できる
んだ。
If+主語+had+過去分詞 ~, 主語+would+動詞の原形 … .「もしあの時~だったら、今…なのに。」 を基本の形として押さえておこう。

lecturer_avatar

If+主語+had+過去分詞 ~ , の部分で、 「もしあの時~だったら、」 を表すよ。
過去についての仮定を、過去完了形で表す「仮定法過去完了」 だね。
主語+would+動詞の原形 … . の部分で、 「今…なのに。」 だよ。
現在についての仮定を、過去形で表す「仮定法過去」 だね。

lecturer_avatar

例文を見てみよう。
If I had had breakfast, I wouldn't be hungry now.
「もし朝食を食べていたならば、今お腹がすいていないだろう。」という意味だね。

lecturer_avatar

If I had had breakfast,「朝食を食べていたならば、」は、 過去についての仮定を過去完了形で表す、「仮定法過去完了」
I wouldn't be hungry now.「今お腹がすいていないだろう。」は、 現在についての仮定を過去形で表す、「仮定法過去」

lecturer_avatar

このように、 仮定法過去完了+仮定法過去 を組み合わせて、 「もしあの時~だったら、今…なのに。」 という意味を表すんだね。

lecturer_avatar

それじゃあ、問題に戻ってみよう。

仮定法12の例題(1) アイコンなし

lecturer_avatar

「いつのこと」についてのありえないことなのか、に注意して見ていこう。

lecturer_avatar

「もし朝ご飯を食べていたら」は、 過去についての仮定 だよね。
If I had had[eaten] breakfastと、 過去完了形 で表そう。

lecturer_avatar

一方、「今お腹がすいていないだろう」は、 現在についての仮定 だね。I wouldn't be hungry nowと、過去形を使って表すんだ。
この部分は、 仮定法過去

lecturer_avatar

If+主語+had+過去分詞 ~, 主語+would+動詞の原形 … . の形で、 「もしあの時~だったら、今…なのに。」 のパターンだよ。

lecturer_avatar

1つ目の下線にはhad hadを、
2つ目の下線にはwouldn't beをそれぞれ補うよ。

(1)の答え
仮定法12の例題(1) 答え入り アイコンなし
lecturer_avatar

次に(2)を見てみよう。

仮定法12の例題(2) アイコンなし

lecturer_avatar

「若いときに」は英語でin my youthと表されているね。
「もっと一生懸命 働いていたら 」は、 過去についての仮定 だね。この部分で、ありえないことを条件として仮定しているんだね。仮定法過去完了で表そう。

lecturer_avatar

「今ごろは」nowで表しているね。「今ごろもっとお金持ちになっているのに。」は、 現在についての仮定 だよ。

lecturer_avatar

過去と現在についての「ありえないこと」を同時に表現する、
「仮定法過去完了+仮定法過去」
のパターンだね。

lecturer_avatar

1つ目の下線にはhad workedを、
2つ目の下線にはwould beを、それぞれ補おう。

lecturer_avatar

in my youthやnowのように、時を表す副詞も、
どんな形で表現したら良いかを判断するためのヒントになるよ。
注意して見ていこうね。

(2)の答え
仮定法12の例題(2) 答え入り アイコンなし
lecturer_avatar

仮定法過去完了+仮定法過去を組み合わせると、
「もしあの時~だったら、今…なのに。」 のように、
過去についての仮定 と、 現在についての仮定 とを、同じ文で表現することができるよ。
「過去が変わっていたら現在も変わっていたのに」ということを表せるんだね。

lecturer_avatar

まずは、 If+主語+had+過去分詞 ~, 主語+would+動詞の原形 … . の基本の形を、基本としてしっかり押さえよう。

この授業の先生

木村 智光 先生

テンポの良い解説で、難しい用語を使わずに、高校英語の要諦をわかりやすく指導します。 定期テストに出やすい英文法の問題パターンを研究し、授業ではそのポイントが随所にちりばめられています。

トライ式高等学院通信制高校
仮定法過去完了+仮定法過去
241
友達にシェアしよう!
トライ式高等学院通信制高校