5分でわかる!「比較級(-er / more ~)」の強調
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この動画の要点まとめ
ポイント
もっと「もっと大きい」を伝えるには!?
次の例題を通して考えていこう。
下線に英語を補う問題だね。
(1)では、This car「この車」とthat one「あの車」という、2つのものを比較しているんだね。
(2)は、Jack「ジャック」とI「私」、2人の走る速さを比較しているんだ。
どちらも2つ・2人を比べる表現だから 比較級 を使って表せそうだよ。
でも、普通の比較級なら、(1)bigger、(2)fasterで表せるけれど、今回は、(1)「 はるかに 大きい」(2)「 はるかに 速く」となっているのがポイント。
「…より はるかに~ 」ということは 比較級を強調 する必要があるね。
比較級を強める には、どのように表現したら良いのかな。
ポイントで確認していこう。
比較級の「もっと~だ」という意味を 「もっと」強調するには、比較級の前にmuchを置くんだ 。
2つ例を見てみよう。
tallの比較級はtaller「もっと高い」だね。
これを強めるには 前にmuch「もっと」 を置いて、
much taller「 もっと もっと高い」となるよ。
famousの比較級は、more famous「もっと有名だ」だね。
これを強めるには 前にmuch「もっと」 を置いて、
much more famous「 もっと もっと有名だ」だよ。
訳すときには 「はるかに」「圧倒的に」「段違いに」 などと訳すと良いね。
それじゃあ問題に戻ってみよう。
(1)「 はるかに 大きい」とあるね。
比較級biggerだけでも「もっと大きい」という意味を表せるんだけど、「 はるかに 」という意味を出せるように 比較級を強調 しよう。
big「大きい」の 比較級biggerの前に、muchを置いて強調 しよう。
下線には、much biggerを補うよ。
次に(2)を見てみよう。
(2)も、「 はるかに 速く」となっているのに着目。
「 はるかに 」とあるので 比較級を強調 しよう。
fast「速く」の 比較級fasterの前に、muchを置いて、比較級を強調 するよ。
下線には、much fasterを補おう。
比較級を強調するには、比較級の前にmuchを置く よ。
日本語にするときには 「はるかに」「圧倒的に」「段違いに」 などと訳そう。
今回のテーマは 「比較級(-er/more)」の強調 についてです。
2つのものを比べて「…よりももっと~」 というのが、比較級の表現だったね。
この 比較級の表現を強調する方法 を学ぶよ。