高校英語文法
5分で解ける!「最上級(the -est / the most ~)」の強調に関する問題
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解説
これでわかる!
練習の解説授業
では、さっそく問題を見ていこう。
数えられるworkは「作品」と訳す
by far the bestに注目。
bestは、good「良い」の最上級だね。
by farは、最上級を強調する表現。
by far the bestで「 ずば抜けて 良い」という意味だよ。
all his worksのworksは、どう訳そうか。
workにsがついていることに着目。
sがついているということは、数えられる名詞として使われているんだね。
workを数えられる名詞として使うときは、「仕事」ではなく「作品」という意味 になるよ。
だから、of all his works は
「彼のすべての作品の中で」という意味だね。
文全体では、「これは彼のすべての作品の中で、ずば抜けて良い。」だよ。
by far以外にもある!「ずば抜けて」の表現
the very に注目しよう。
実は、この the veryは、by farと同じように、最上級を強調 しているんだ。
theと最上級の間にvery を置いて 「はるかに/ずば抜けて一番~だ」 という意味を表せるよ。
だから the very best dictionaryは、「 ずば抜けて良い 辞書」と訳せるんだ。
また、of allで「すべての辞書の中で」となるね。
「辞書」が重複するから「すべての中で」としておこう。
文全体では、「これはすべての(辞書の)中で、ずば抜けて良い辞書だ。」となるね。
by farとveryは、どちらも最上級を強調できるよ。
by farはtheの前 に veryはtheの後ろ に置くことに注意。
特にveryは、bestの前に置いて使うことがほとんどだよ。
the very best 名詞 は by far the best 名詞 と同じ意味。
「ずば抜けて良い」という決まり表現として押さえてしまっても良いね。
この問題を解くポイントは 「『最上級の強調(the -est/the most ~)』の強調」をしっかりと押さえること です。
by farを、最上級のtheの前に置くことで、最上級を強調できるよ。
「はるかに/ずば抜けて一番〜だ」という意味になる んだったね。