5分でわかる!「AというよりはむしろB(not so much A as B / B rather than A)」の表現
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この動画の要点まとめ
ポイント
<イイタイコト>は前?後ろ?
次の例題を通して考えていこう。
下線に英語を補う問題だよ。
(1)「小説 というより ノンフィクション だ 」
(2)「女優 というよりは 歌手 だ 」とあるね。
どちらも 「〜というより…だ」 ということを言いたいんだね。
(1)で一番<イイタイコト>は、「ノンフィクションだ」ということ。
英文を見ると、nonfictionという <イイタイコト>が文の一番最後 にあることに注目しよう。
一方(2)で一番<イイタイコト>は、「歌手だ」ということ。
今度は、singerという <イイタイコト>が英文の前のほう にきているね。
今回は 「〜というより…だ」 という表現を2つ学ぶよ。
ポイントは、こちら。
「AというよりはむしろB」 という表現を2つ押さえよう。
本当に<イイタイコト>は「B」 だということに注目。
① not so much A as Bでは、<イイタイコト(B)>が後ろ、
② B rather than Aでは、<イイタイコト(B)>が前 にくるよ。
①He is not so much a teacher as a comedian.
②He is a comedian rather than a teacher.
どちらも、「彼は教師というよりはむしろお笑い芸人だ。」という意味。
<イイタイコト>は、「お笑い芸人だ」という部分の方だね。
① not so much A as Bの表現では、<イイタイコト>が後ろに、
② B rather than Aの表現では、<イイタイコト>が前に それぞれくることに注意しよう。
それじゃあ、問題に戻ってみよう。
「小説というよりノンフィクションだ」という表現を考えよう。
「AよりもむしろBだ」 は、
not so much A as B や、
B rather than A の形で表せるんだったね。
下線の前に、not soがきていることに注目。
今回は not so much A as B の表現が使えるね。
not so much a novel as a nonfictionで
「小説というよりノンフィクションだ」という部分を表せるね。
<イイタイコト>である「ノンフィクションだ」が後ろに来る ことに注意。
下線にはmuch asを補おう。
ちなみに、This book is a nonfiction rather than a novel.と言い換えられるよ。
<イイタイコト>が前にくるんだね。
次に(2)を見ていこう。
「女優というよりは歌手だ」という表現を考えよう。
今回は、下線の後ろにthanが後ろにあるから、
B rather than A「AというよりはむしろBだ」 の表現が使えるね。
a singer rather than an actressとなるよ。
<イイタイコト>である「歌手だ」が前にくる ことに注意。
下線にはratherを補うよ。
ちなみに not so much an actress as a singerと言い換えることもできるね。
「AよりもむしろBだ」 は、
not so much A as B や、
B rather than A の形で表せるよ。
本当に<イイタイコト>である「B」 が、
前にくるか後ろに来るか、注意して押さえよう。
今回のテーマは 「『AというよりはむしろB』(not so much A as B/B rather than A)の表現」 についてです。