この問題を解くポイントは 「関係代名詞②(『人の～』『物の～』の代わり)」 です。

関係代名詞whoseは 「その人の～」「その物の～」 という意味のカタマリをつくって、直前の名詞にうしろから意味をつけたすことができるんだ。

では、さっそく問題を解いていこう。

famous「有名な」、writer「作家」だね。

whoseに着目しよう。直前にはmanという「人」がきているね。このwhoseは 「その男の～」 という説明をつけたすはたらきをするね。

whose mother is a famous writer.で「その男の母は有名な作家です」という意味になるよ。このカタマリが、直前の名詞manに、うしろからかかるんだ。

文全体では、I know a man whose mother is a famous writer.「私はその人の母が有名な作家である人を知っている。」となるね。

もう少し自然な日本語にするために、「その人の」を削って、「私は母が有名な作家である人を知っている。」と訳すと良いね。
こうやって、一度whoseもしっかり訳した文をつくった後に、不自然な部分を削るようにしよう。

The mountain「山」、top「頂上」、cover「～を覆う」、snow「雪」だね。whoseに注目しよう。直前にあるThe mountain「山」に、うしろから 「その山の～」 という説明をつけたす関係代名詞だね。

ここでは、whose＋名詞、からはじまる意味のカタマリが、どこまで続いているのかに注意しよう。

関係代名詞で始まる意味のカタマリには、動詞は１つしか含まれないというルールがあったね。

２回登場する動詞のisに注目すると、whose top is covered with snowまでが１つのカタマリとわかるよ。The mountain whose top is covered with snow で、「その頂上が雪で覆われている山」となる。

文全体では、「その頂上が雪で覆われている山は富士山だ。」となるよ。

もう少し自然な日本語にするために、「その」という部分を削ろう。
「頂上が雪で覆われている山は富士山だ。」と訳すと良いね。