5分でわかる!関係代名詞3(「人を~」「物を~」の代わり)
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この動画の要点まとめ
ポイント
うしろからカタマリで意味をたすときは関係代名詞
(1)では「私が昨日買った」というカタマリが、book「本」を修飾しているよ。
(2)は「私が昨日会った」という意味のカタマリが、boy「少年」を修飾しているね。
うしろからカタマリで意味をたしているから、関係代名詞が使えそうだね。
今回はそのカタマリの部分が、「私はその本を買いました」「私はその少年に昨日会いました」のように、直前の名詞が目的語となっていることに注目しよう。ポイントはこちら。
直前の 「人」 に 「その人を~」 という説明をつけたすには 関係代名詞whom を使って 人+whom~ の形にするよ。
直前の 「物」 に 「その物を~」 という説明をつけたすには 関係代名詞which を使って 物+which~ の形にするんだ。
「その物を」 の代わりになる関係代名詞whichは、
「その物が」 の代わりになる関係代名詞whichと、
形が同じになることに注意しておこう。
それじゃあ、問題に戻ってみよう。
「私が昨日買った本」という表現を考えてみるよ。
This is the book「これは本です」に、「私はその本を昨日買いました」という意味のカタマリをつけたせば良いね。
直前の 「物」 に、うしろから意味をたすときの関係代名詞は、
which「それが」、whose「それの」、which「それを」、 だったね。今回は「その本を」の意味になるので、下線にはwhichを補おう。
次に(2)を見てみよう。
「私が昨日会った少年」という表現を考えるよ。
This is a boy「こちらが少年です」に、
「その人と私は昨日会いました」という意味のカタマリを、
関係代名詞を使ってくっつけよう。
「少年」は人だね。
直前の 「人」 に、うしろから意味をたすときの関係代名詞は、
who「その人が」、whose「その人の」、whom「その人を」、 だったよ。
ここでは「人を〜」の代わりになる関係代名詞whomを使おう。
the boy whom I met yesterdayで、「私が昨日あった少年」だね。下線にはwhomを補うよ。
続いて(3)(4)を見ていこう。
まず、(3)を見ていくよ。
「~を借りる」borrow、「図書館」libraryだね。Nancy is reading a book「ナンシーは本を読んでいる」に、「その本をナンシーは図書館から借りた」という意味のカタマリをくっつけよう。
「その物を~」 という説明をうしろからつけたすときは、whichが使えるね。a book which she borrowed from the libraryで「ナンシーが図書館から借りた本」になるね。
続いて(4)を見ていこう。
The man「男性」に、「私は昨日その人とテニスをした」という意味のカタマリをくっつけよう。
「人を〜」 の代わりになるwhomを使って、The man whom I played tennis with yesterday is Jack.とできるね。
もともとI played tennis with Jack.だった文で 「Jack→whom」 に置き換わったから、whom I played tennis withのように、withが残る形になっているよ。
直前の人や物に 「その人を~」「その物を~」 という説明を、うしろからつけたす関係代名詞を見てきたよ。
「人」 の後ろに説明をつけたすときには、人+whom~
「物」 の後ろに説明をつけたすときには、物+which~
となるんだ。
今回のテーマは 「関係代名詞③(『人を〜』『物を〜』の代わり)」 についてです。
次の例題を通して考えていこう。