5分でわかる!関係代名詞のthat
- ポイント
- 練習
- チャレンジ
この動画の要点まとめ
ポイント
人と物を同時に修飾するときは?
(1)では、「道を渡っている」が 「少女とネコ」 を修飾しているね。このように 「人」と「物」をいっぺんに修飾したいとき には、どの関係代名詞を使ったら良いのかな。
(2)では、「私が知っている」が「最高のレストラン」を修飾しているね。後ろから関係代名詞を使って説明できそうだけど、restaurantに、goodの 最上級the bestがついている点に注意 しよう。それぞれ、今回のポイントを確認するよ。
例題(1)(2)は、実は関係代名詞thatを使う文なんだ。
関係代名詞thatの使い方には、大きく分けると
①関係代名詞whoやwhichなどの代わりに使うパターン
②特にthatを使うパターン
の2パターンがあるよ。
①は、単純にwhoやwhichを置き換えるだけの話で、英文法の問題にはなりにくい。
注意したいのは、②のthatを使わないといけないパターンなんだ 。
中でもまずは、次の2つの使い方を押さえておこう。
1つ目は 「人+物」に関係代名詞がかかるとき 。
例えば「少女とネコ」のような場合だね。
この場合は、人にかかるwhoも、物にかかるwhichも使えないよ。
関係代名詞はthatを使うんだ。
2つ目は、最上級にかかるとき。
この場合にも、関係代名詞はthatを使おう。
そのことで特別感が出るんだ。
このように thatは「代わりとしての関係代名詞」であるだけでなく、「特に使わないといけない場合がある関係代名詞」 なんだ。
特に 「人+物」や「最上級」にかかる ことを押さえておこう。
それじゃあ、問題に戻ってみよう。
(1)では、関係代名詞を使って、
「少女とネコ」という 「人+物」 を修飾したいんだね。
「人+物」を修飾するときは、関係代名詞that を使うんだ。
the girl and her cat that are crossing the streetで「道を渡っている少女とネコ」となるよ。
次に(2)を考えてみよう。
the best restaurant「最高のレストラン」という、
最上級がついた単語を後ろから修飾したいんだよね。
このように、最上級にかかるときは、関係代名詞thatを使おう。the best restaurant that I knowで「私が知っている最高のレストラン」となるね。下線にはthatを入れるよ。
関係代名詞thatは単なる「whichやwhoの代わり]として使う時もあるけど、「特に使わないといけない」時がある よ。これをしっかりと覚えておこう。
今回のテーマは 「関係代名詞のthat」 についてです。
次の例題を通して考えていこう。