5分で解ける!関係副詞whereと関係代名詞whichの使い分けに関する問題
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この動画の問題と解説
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解説
場所を表す名詞があるからといって、後ろにすぐにwhereを置いてしまわないように注意。
前置詞+whichで表すときにだけ、whereに置き換えることができる んだ。
visit 場所 で「場所を訪れる」
では、さっそく問題を見ていこう。
the city「街」という、場所を表す名詞に、I visited last year「私が昨年訪れた」という言葉がかかっているよ。選択肢には、関係副詞whereと、関係代名詞whichがあるね。
ここで、the cityが場所を表す名詞だからといって、カッコにwhereを入れてしまわないようにね。
落ち着いて、順番に考えていこう。
まず、cityは「人」ではなく「物」だね。
だから 「物を~」のかわりの関係代名詞whichを使って表す よ。
visitは前置詞inを後ろに置かず 直接場所を表す名詞を後ろに置いて、「~を訪れる」という意味になる よ。
だから、in whichではなく、whichだけでつなごう。
This is the city which I visited last year.「これは私が昨年訪れた街です。」となるよ。
whereで置き換えることができるのは、前置詞+whichになるときだけ。whichだけのときは、whereに置き換えることができないんだね。
「場所」の後の関係詞は3段階で考える!
(2)では、city「街」に、I met John last year「私が昨年ジョンに会った」がかかっているんだね。
これも順番に考えよう。
cityは「物」だから、関係代名詞whichが使えるよ。
ただ、カッコのあとに続くのはI met John last yearだね。the cityを入れるときには、in the city のように、前置詞が必要。whichを使うときには、in whichの形になるね。
選択肢はwhereとwhichの2択なので、in whichを言い換えたwhereを入れよう。
これで、This is the city where I met John last year.「これは私が昨年ジョンに会った街です。」となるんだね。
場所を表す名詞のあとに入る関係詞は ①which → ②前置詞+which → ③where の順 で考えていくようにしよう。
この問題を解くポイントは 「関係副詞whereと関係代名詞whichの使い分け」をしっかりと押さえること です。