5分で解ける!カンマのついた関係代名詞2(which)に関する問題
- ポイント
- 練習
- チャレンジ
この動画の問題と解説
練習
解説
「, which ~」 は、
前の固有名詞についてだけではなく、
前の文全体または文の一部をふまえて、
情報をつけたすことができるよ。
前の文の一部をうけて、情報をつけたす!
では、さっそく問題を解いていこう。
英語を日本語に訳す問題。
まずはカンマの前までを見てみよう。
Tom said he worked in New York「トムはニューヨークで働いていたと言った」となるよ。
この後に 「, which」 がきていることに注目。
「ちなみに…」と情報をつけたすカンマ+関係代名詞 だね。
ここでは,which was a lieという情報がつけたされているよ。
whichが表しているのは、前の名詞New Yorkだけではなく、
前の文の一部he worked in New York「ニューヨークで働いていた」という発言 だと考えよう。
which was a lie「 それ(=発言内容) は嘘だった」となるね。
New Yorkという名詞だけを受けていると考えると、
「ニューヨークは嘘だった」となり、意味がおかしくなってしまうよね。
文の前半と後半は、どんな訳でつなげたら良いかな。
「しかし」という逆説 で訳してあげると、ぴったりくるよね。
これで、Tom said he worked in New York**, which** was a lie.「トムはニューヨークで働いていたと言った、しかしそれは嘘だった。」となるね。
前の文全体をうけて、情報をつけたす!
be drunk「酔っぱらっている」、impresstion「印象」、the policeman「警察官」だね。
He was drunk「彼は酔っぱらっていた」の後に 「, which」 がきているね。
これは 「ちなみに…」と情報をつけたす、カンマ+関係代名詞 。
which made a bad impression on the policeman
「それは警察官に悪い印象を与えてしまった。」という意味がつけたされているんだ。
ここでは 「それ」 が、He was drunk「彼は酔っぱらっていた」という前の文全体をうけていると考えると良いね。
He was a drunk**, which** made a bad impression on the policeman.「彼は酔っぱらっていた、そしてそのことは警察官に悪い印象を与えてしまった。」となるんだね。
(1)では、発言内容、つまり前の文の一部を、whichでうけとっていたね。
(2)では、前の文全体を、whichでうけとって説明していたね。
このように 「,which」 は、前の固有名詞だけではなく、前の文の一部や、前の文全体をうけとることも多いよ。
「,which」がどこを受けて情報をつけたすのか を、丁寧にさがしてから訳してあげるのがポイント!
この問題を解くポイントは 「カンマのついた関係代名詞②(which)」 をしっかり押さえること。