5分でわかる!関係代名詞whatの使い方1

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この動画の要点まとめ
ポイント
「〜こと」「〜もの」のカタマリはどうする?

次の例題を通して考えていこう。

(1)は 「彼の言ったこと」
(2) 「私の欲しいもの」 というカタマリを
それぞれどう表現したら良いかな。

今回のポイントで確認していこう。

「~こと」「~もの」のカタマリ は 関係代名詞what を使って表現できるよ。
whatは、the thing whichと同じ意味 なんだ。

例えば、「私は彼がしたことを知らない」は、
①I don't know the thing which he did.
②I don't know what he did.
の2通りの表現ができるよ。

①では、which he did「彼がした」が、
the thing「こと」にかかっているんだね。
whichは、必ず名詞の後に使われるよ。

②では、the thing whichが、
ぎゅっと縮まって、whatになったようなイメージだね。
what he didで、同じく「彼がしたこと」。

②のほうが、①よりも一般的な表現だよ。

whatは、the things whichを1語にぎゅっと縮めたイメージ。
whatの中に、名詞が含まれてしまっていると考えよう。
だから、whatは、名詞の後ろじゃなくてもいいし、文の頭でも使えるんだ。

それじゃあ、問題に戻ってみよう。

「彼の言ったこと」をどう表現するか考えよう。

下線の後ろhe saidは「彼が言った」だから、
これを 「〜こと」 という形にするために、
関係代名詞whatを使おう。

what he saidで「彼の言ったこと」という意味だね。
下線にはwhatを補おう。

the thing whichとすることもできるけれど、
whatを使う方が普通だよ。


次に(2)を見てみよう。

「私の欲しいもの」はどう表現しようか。

「私が欲しい」I wantだから、
この頭にwhatを置いて、
「~もの」 という形にしよう。

what I wantで「私の欲しいもの」となるね。

このように、関係代名詞whatは、
文の頭にいきなり置くこともできるんだよ。


関係代名詞の what「~こと・もの」 は、
the things whichをぎゅっと縮めたイメージで押さえておこう。

今回のテーマは 「関係代名詞whatの使い方①」 についてです。
whatとwhichの違いに注意して見ていこう。