5分でわかる!等位接続詞の重要表現
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この動画の要点まとめ
ポイント
「両方」や「どちらか」を表すには?
(1)は,dogs and cats で「イヌとネコ」だね。「イヌもネコも両方」と表現するにはどうしたらいいかな?
同じように(2)は,coffee or tea で「コーヒーか紅茶か」。「コーヒーか紅茶かどちらか」というための一語を下線に補おう。
「両方」「どちらか」 は and,or などの等位接続詞とセットで使う重要表現のひとつ。これらはまとめて覚えておくのがおすすめだよ。ポイントを紹介しよう。
等位接続詞を使った重要表現は5つだね。
both,either,neitherの違いは,数をイメージするのがポイント。
both A and B は,「AとBの両方」という意味。「両方」だから,数は2だね。
either A or B は,「AとBのどちらか」で数は1。
neither A nor B は,「AもBも~ない」だよ。「どちらも~ない」ということなので,数は0だね。
また,butを使った2つの表現は,長文読解で頻出の重要表現だよ。
どちらもbutのあとのBに話者(筆者)の言いたいことがくるという点が共通しているけど,Aの位置づけが異なっているんだ。
not A but B は「AではなくB」 。
Aにはあてはまらないけど,Bにはあてはまる,という表現だね。
これに対して not only A but also B「AだけでなくBもまた」 。
AにもBにも両方あてはまるんだ。ただし,話者が not only A but also B と言うときには 「A」と「B」を同じ重みと考えていない よ。
話者(筆者)の本当に言いたいことは「B」 であることを覚えておこう。
「両方とも~だ」はboth
「AとBの両方」は,both A and B という表現を使って表せるよ。both dogs and catsで「イヌもネコも両方」だね。
「どちらかが~だ」はeither
「AとBのどちらか」は,either A or B で表せるね。
either coffee or teaで,「コーヒーか紅茶かどちらか」となるよ。
「AではなくB」はnot A but B
「イヌではなく,ネコだ」とあるね。
「AではなくB」はnot A but B で表そう。
not a dog but a catで,「イヌではなく,ネコ」という意味になるんだね。
butのあとの a cat「ネコ」が言いたいこと になるよ。
「AだけでなくBも」はnot only A but also B
「コーヒーだけでなく,紅茶もまた」とあるね。
「AだけでなくBもまた」は not only A but also B で表せるよ。
not only coffee but also teaで,「コーヒーだけでなく,紅茶もまた」という意味だね。
話者(筆者)は,コーヒーと紅茶の両方が好きで とくに「紅茶が好き」ということを相手に伝えたい んだ。
ちなみに,not only A but also B は,alsoが省略されることも多いよ。読解では,not only Aを見かけたら,そのあとの文に 話者(筆者)の本当に言いたい内容であるbut (also) Bがくるぞ という心構えで読めるといいね。
今回のテーマは 「等位接続詞の重要表現」 です。次の例題を通して考えていこう。